前回は母親でしたが
今回は父親編( ˙灬˙ )デス
よかったら母親偏も見てくださいね
普段はホワホワ( ˶˙˙˶)𓈒𓂂𓏸な冗談を言ってばかりの
父ですが怒るとかなり怖いタイプでした
不登校や私の勉強のできなさに
怠け者という印象を持っており
その都度怒られていました
諦めたタイミングがあったのか
受け入れ面白がってくれるようになったのか
今思い出してもなかなか分かりませんが
思い返した時、
『なぜそこでつまづいているのか』
『なんで分からないのか』
という
当たり前のところにつまづく我が子
に本気で困惑し、心配し、怒りに変わったのだろうと思い出す時があります。
当時、私は怒っているということしか理解できない為。
1番身近な人に理解を得られないという苦しみを抱いておりました。
ある日、父から直接
『ダメ人間』と言われたのを今でも覚えており、
真っ直ぐすぎる言葉に何を思うことも、
何かを返す事もできなかったし
何の感情も湧きませんでした
こんなに人間は言葉をただ受け取るだけができるのかと思うほどでした。
私のできない積み重ねで産まれた諦めと
父の心の底からでた言葉が重なったからだと思います。
だからその通りだ。と返す言葉なく
腹も立たず、やってやろうという気でさえも
湧かなかった。
自分自身の事すらも心底愛せず
感覚で周りとは同じようには生きられないと分かっていた。
そのうち自分は自ら命を絶つだろう。
と本気で思っていました。
だから、泣きたくもならなかった
心のどこかで、自分は人と違うんだ。
という事をまずは認めて貰いたかったのでしょう
先にきてしまった感情は、安心感でした。
時は流れ、中学校3年生の頃。
周りが進路について考え始めた時
自分も高校へ行かなければ。と思うんですね
結局、そこしか行けない。
というところですが、そこに挑戦する為に勉強にもう一度取り掛かります。
分からない事は多く、書くのが苦手なので
暗記というより 感覚 ほぼ勘で解き
選択式の問題 社会等を主に解き、他はまぁまぁなレベルにします。
意味などはぶっ飛ばしわけのわからん言葉をどうにかして覚えました。
『そんな事を今更しても間に合わない』と言われたのですが
結局、ド底辺高校に受かることになるのです。
よく分からんがむしゃらでやった勉強方法で
受かった高校を私は喜び
『ここでは逃げない。頑張っていくぞ』と心に決めていました。
父に感謝していること。
それは
普通を教えてくれたこと。
本気だったかもしれないし、そうじゃなかったかもしれないけど
『お前はダメ人間だ』といい
見捨てた感覚を私に感じさせてくれたこと
その言葉 少しずつ
私の中でショックという感情を生み出し
悔しさを生み出した
時間をかけてちゃんと言葉になりました
時間とともに意味合いが変わっていきました
ストレートすぎる言葉ですが
普通というものを知らなければ
自分が違うという事が分からない。
その諦めている状態さえも、ダメだと言われなければ、変わろうとさえ思っていなかった。
他人から言われるのと
身内から言われるのとではだいぶ違いますよね
この言葉のおかげで私は頑張り
浴びせられなくてもよい言葉を
傷つく瞬間をさけてきたように思います。
そして、あの言葉があったからこそ
私はこの高校で学年2位という成績を納めました。
すぐ忘れる短期記憶ですが、テストでは1週間前に始めることでキープできていました。
父と母への贈り物のつもりでした。
自己肯定感は少しずつあがり
デザインや芸術に興味を持ち始めます。
そして
高校時の成績や内申でテストは行わず
絵などの作品を作ることで
推薦という形ですが
大学へ入学します。
後で知ったことですが
高校はいくつかあるうち、ここがいいだろうと
父が言っていたそうです。
無口で冗談っぽく、怒る時は怖く、
周りからも掴めないと言われる父。
色々と考えてくれてたと思います。
きっかけはあの言葉から。
そこから人生が動いた気がします。
今では 社会で生きていくなかで
色んな事につまづいても
『味方でいるよ』と直接口にだして言ってくれる
父です。
そんな父が大好きで、感謝しています。
あの頃の生気を無くしている私には
『貴方は20を超えても生きている。』
『愛のある大人にも出会えるし、個性的なお友達もできるよ』
と伝えてあげたいです。
最後まで見ていただき
ありがとうございました
このブログは重たい事もよくいいます
一見ネガティブだとは思います
ですが
真実が人を救う事もあると思っています
いいねやコメントなどは励みになります👍
今苦しんでいる方へ。
色んな形で届き、間接的にでも
誰かのお役にたてたら嬉しいです
hima🌻