今年は、岩手県木材青壮年協議会の会長を務めていることもあり、森林・林業・木材業界の各種団体の会合に出席することがしばしば。
私のことを知っていただいている方はご存知のとおり、「参加した会議では最低1回以上発言する」を実践し続けているところです。アウトプットすることを決めているから、そりゃ自分事で話を聞いたり資料を読みますよね。
先日行われた岩手県森林・林業会議さまの意見交換会では、所属している部会とは異なるテーマについて意見を申し上げたところ、懇親会で私の発言について、予想外にも複数の方々にお褒め頂いたり、ご共感いただいたことにビックリしました!
業界だったり、複数の企業・団体、個人にメリットが波及していかないとビジョンの達成や利益の継続的な確保もできないと思っているので、あのような発言をしたところです。発言自体には、特定の企業さまの名前を挙げているのでここでは伏せますが、企業努力と営業努力の賜物が生んでいる形(ある意味、完成形)だと思っているので、本当に悪意はないのです。むしろ素晴らしいと思っています。
ただ、最終利益が地域外にキャッシュアウトしているのが個人的に面白くないだけで。地域から生まれた仕事が地域の人や会社があまり絡まずに進められて、おいしいところだけ持って行かれてしまう。その仕事、地域の人たちで取り組むことができれば、どんだけの企業に利益をもたらすのか。
地域の企業に利益が出れば、設備投資や事業拡大、給与アップや人員増加を見込めて、さらに魅力ある企業として体力づくりにつなげたり、地域の雇用が増えていきます。個人の給与アップが実現されれば、地域内で消費する機会も増えると思います。
後半部分については、ここ1,2年くらいいろんな会合だったり、事業計画を立てるときなどに私が繰り返し話していることです。
少し脱線しましたが、いろんな人の前で発言したり、情報公開・発信することでリアクションしてくれる方がいるということをこの上半期は改めて実感しています。中には揚げ足を取られたり、真意が伝わらなく印象を悪くしてしまうときもありますが、そこは自分の伝え方が悪かったんだなと反省したりも。
なんでもそうですが、アウトプットする、一歩踏み出す、自分の中だけじゃなくまず何かアクションすることをしないと、いつまで経っても何も変わらない。そう思います。