この4月1日から奥州市では景観計画をスタートさせました。


建築物などのデザインや色合いなどに基準が設けられ、奥州市らしい景観を守り、継承していこうという取り組みです。


例えば、胆沢区は日本の三大散居の一つ。その代表的な存在であるエグネの保護や緑化について基準を定め、無計画な伐採を防ごうというもの。


もちろん住宅建築にも関わってきます。一般地区と重点地区、それぞれに制限が異なる模様。


ここでは詳しくは触れませんが、一般地区では高さや延べ床面積が基準を超えると届け出が必要だったり、やはり基準面積を超えて外観変更を行うものも届け出が必要。重点地区ではこれらの基準が小さいレベルで関わってきます。


市民みんなで景観づくりをしていこうという取り組みなのでしょう。施主様や建築に関わる仕事をされている方々は自分の志向だけで建築物を建てることに制限がかかる場合があったり、好き勝手に立ち木を撤去できない場合が出てくるということです。


ふむふむ。この件、まったくノーマークでした。奥州市で新築、リフォームなどをされる方、お気を付けくださいませ。