最近、遠野に行ったり、厳美に行ったり、またまた遠野に行ったり…と奥州市はおろか胆江地域にいない阿部高志です。


たまには長時間の運転中に考えを整理することも必要さー。



今日の配達先でのこと。


取引先から、『まだ営業しないのかー?』との声。


ドキッとしながらも、社内事情もありなかなか外に出られない状況を説明する。今年に入ってから一番考えている、悩んでいることがコレだ。


この業界も若い人がどんどん表舞台に出ることで、活性化していかないといけないとつくづく思う。業界ならではの風習や暗黙の了解みたいなものは相変わらず存在するけど、それは頭の片隅に置いておいて、透明性のある業界作りをしていきたい。


もはや良いものを作る・売るだけでは生きてはいけず、どの業界もサービス業(人対人)と言える世の中だと思っています(ここで破壊的イノベーションにも触れたいけど、話がだいぶ変わってくるので後日)。


そんな中で、情報発信・公開、営業活動は必須なもの。これができていないと業界や市場を考えたとき、同業他社にあっけなく押し切られてしまう。



さて。市場志向という言葉があります。「作ったものを売るのではなく、売れるものを作る。」


よく聞かれる言葉ですね。顧客の声をよく聞いて、自社都合で好き勝手に製品開発をしない。


アメリカでは市場志向を考えるときに、その実践内容やプロセスに着目するそうで、上記のことは当然のことで、その他に対人の取り組みとして、営業体制をしっかり整えることやクレームの対応をきちんと行うこと、市場や顧客の声に即座に対応することなども挙げられています。


やはり市場の動向によって企業の取り組みは変わってきます。逆に言うと、市場と常に接していないと即座に対応、反応できない。


市場での存在をアピールするためにも、新規顧客を勝ち取るためにも、営業体制を整えることはやはり重要なことですね。


早く営業活動ができるような環境作り。当面の課題です。