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mimiの独り言

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私はこの映画の原作を70年代に読んだのを憶えています。小説の細部は記憶していないのですが、主人公に共鳴することが多かったのを思い出しました。

当時私は専業主婦、子育てのため退職し、家族は子供二人、夫、義父母の6人暮らし、家事に追われるだけの毎日が非常に憂鬱でした。

そのうち長男が大学に合格、日を置かずして夫が51歳で脳梗塞で倒れ、義父は亡くなっていましたが、義母も一気に弱ってしまい、夫や義母の世話をしながら教育費を稼ぐためにまた仕事をするという多忙な日が続きました。

そして10年、種々の問題が一段落し私が一人残った時、あの暗いどうしようもない憂鬱な気分はなくなっていました。

映画のテレーズは親の決めた政略結婚で愛のない生活を送っているうちに、はっきりした殺意もないまま夫にヒ素を飲ませてしまいます。

それを知った家族は家名を重んじて不起訴にし、夫婦は円満であるように装ってテレーズを家に閉じ込めてしまいます。

映画の終わりテレーズは一人になってパリで暮らし始めます。

映画を見終って、家族にとっては不幸な出来事を通じて主人公が立ち直るような展開に再び何か共鳴するものを感じ、もう一度原作を読み返そうという気になりました。