
セシルがホワイトハウスで働きだしたのが1950年代、アイゼンハワー大統領の頃でした。映画の最後ではオバマ大統領が当選するわけですが、その間60年余りのアメリカの公民権運動の歴史が分かり勉強になりました。歴代の大統領、ブッシュ、ケネディ、レーガンたちも大勢登場しました。
KKKの集団が黒人の乗ったバスを襲撃する場面、白人の席に座ろうとする黒人を暴力で排除するような場面も出てきました。
セシルの私生活にも映画は触れます。長男は大学で公民権運動に参加して逮捕される、映画の最後で政治家になるようですが。次男はベトナムで戦死する、仕事熱心のセシルと妻の間のぎくしゃくも語られます。
なかなか見ごたえのある映画でした。原題は「 Lee Daniels' The Butler 」邦題の涙はいらないのではないかと思いました。」