
宇宙飛行士マーク・ワトニーは火星での有人探査中に砂嵐に巻き込まれ、他の飛行士から死亡したと思われ、火星に取り残されてしまいます。映画の最初のこの部分で私は「?」と思いました。
火星の質量は地球の質量の1/10ぐらいのはず、ということは大気圧は地球のそれよりずっと小さいのではないか?そんな状態で人が死ぬような強風が吹くのは変じゃないだろうか?
この映画の他の人のレビューを見ても、その疑問に触れた物がありました。でも原作がそういうことになっているようです。
もう一つの「?」は映画の題名、原題は「The Martian」火星人、なのに邦題は「オデッセイ」それで私は題名を見たときホメロスの「オデュッセイア」と関係のある話かと思ったのでした。でも映画の最後までオデュッセイアの話は出てきません。その辺はもっと調べれば何かわかったかもしれませんが。
「オデュッセイア」の話は昔子供向きの本でダイジェスト版を読んだだけ、トロイ戦争に加わったオデュッセイアが帰国する途中さまざまな困難に出会い何年もかかってギリシャにたどり着いたと言う様な話でした。
面白く思ったのはワトニーが科学者なので知識を駆使して生き延びる手立てを考える所、酸素と水素から水を作り、排泄物から土を作って馬鈴薯を育てる等。こういうことに頭を使っているためか、孤独感に悩むという所は出てきません。地球との交信もできるようにしたせいもありますが。
ワトニーを演じているのがマット・デイモン、一番最初にこの俳優を見たのは「グッド・ウィル・ハンティング」、この時は数学者、その時以来のファンです。