
オリジナルとリメイクの違いは、オリジナルにはなかったエロやグロの場面があったこと、13人が戦う相手が50人余りであったのに300人に増えていたこと、戦闘に火薬が使われている場面があったことなどでした。
私は三池監督の映画はこれ一つしか見ていなません。この監督の姿勢は見る人に自分の思う所を伝えようというより、見る人を楽しませようというサービス精神が強い人に思われました。
そのおかげか140分の長い映画、戦闘場面が50分(?)でも面白く見ていました。
暗殺される藩主を演じたのが稲垣吾郎、オリジナル版でも藩主のセリフは少なかったけれど、こちらではそうではなかった。異常性格の藩主を思いがけず好演していました。怪演と言っていい感じで、彼の他の映画を見たくなりました。
今年に入って「ロード・オブ・ザ・リング」とこの映画を見たわけですが、どの映画も戦闘場面が長い。私の邪推かもしれませんが、どうも戦闘場面というと監督もスタッフも喜んで張り切っているように思えてきます。
他の人(男性)のレビューを読んだら、この「刺客」の映画に関し「男ならきっと燃えてくれると・・・」という文がありました。こういう映画を見た後はやっぱり男と女の間には越えがたい溝があるなあと思ってしまうのでした。