
田舎から都会に出てきたローズ・パンフィルはルイ・エシャールの経営する保険会社に秘書として採用されるが、たった1週間で解雇のされそうになる。しかしルイはローズのタイプの早打ちに着目、大会への出場を勧める、最初は地方の予選で敗退するが、ルイの特訓を受け、徐々に勝ち進み世界大会にまで出場する。
この映画は楽しく鑑賞しました。思ったことを2、3書きます。
疑問。多くの国のタイピストが出場するけれどタイプする文章が母国語であるかどうかで勝敗が左右されるのではないか?
調べてみると文章は複数の言語が用意されるようです。英仏独とスペイン語ぐらいはあるかもしれません。出場者に韓国人がいました、(日本人はいなかった)韓国語やハングルは多分ないでしょう。そういう時は自分の得意言語で挑戦するのでしょうか。
1950年代のファッションや音楽が楽しかった。50年代女性のズボンは珍しかったです。多くの女性はウエストを細くしめ裾の開いたスカート姿でした。映画の中でそんなファッションを懐かしく眺めました。
またその頃はやったリズムに「チャチャチャ」がありました。マンボに近いリズムです、日本でも結構はやって、雪村いづみや江利チエミがそんな歌を歌いました。このリズムは60年以降はあまり聞かなくなって、本当に50年代の音楽という感じです、そんな歌が舞台で演奏される場面がありました。
映画は50年代をかなり強調していると思って見ました。このあたりがピークでタイプライターやタイピストはその後衰退したのでしょう。
ローズは世界大会で優勝。
ローズの相手役ルイを演じているのがロマン・デュリス、 彼を初めて見たのは「ガッジョ・ディーロ」という映画で、ロマ(ジプシーに近い)の音楽を探してルーマニアの田舎を旅する若者の役、この時のロマの音楽の印象が強くてサントラのCDを買ったことがありました。「ガッジョ・ディーロ」では薄汚れたヒッピーみたいでしたが、結構印象が強かった俳優、この映画の役はそれほどの印象ではないけれど気に入りました。