

映画の中では5億円のストラディバリウスを弾いているとか、普通音楽映画では演技をする人と演奏をする人は別人ですが、この映画では本人が演奏するので、手元もアップされ迫力がありました。
ヴァイオリンはピアノや管楽器などの他の楽器に比べて演奏する様子が絵になります。音もいいけれど、演奏中の派手なパフォーマンスも見ていて楽しかったです。
映画での演奏会の様子は上流階級はボックス席ですが、一般聴衆は立ち席のように見えました。19世紀初頭(?)はコンサートに座席はなかったのか、熱狂する聴衆はなんだか現代のロックコンサートを見るようでした。
音楽以外の人間関係の描写はそれほど深いわけではないけれど、最初からそんなに期待していませんでしたので不満はありませんでした。
パガニーニの音楽について少し書きます。
20代の頃NHKの音楽番組のテーマ音楽でとても気に入った曲があり、その曲名を知りたいと思いました。ずっと後になってそれがラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」だとわかりました。
この曲は有名なのでしょう、その後も映画の中などでこのメロディーを聞く時がありました。その映画の一つに「ある日どこかで」があります。女主人公が昔の恋人を思い出す場面で効果的に使われていました。
そしてもう一つ、昔リストの曲だと思っていた「ラ・カンパネッラ」、これも元の曲はパガニーニのバイオリン協奏曲でした。パガニーニはあまり楽譜を残していないので演奏される曲は多くないようですが、他の作曲家の曲のメインテーマに使われて聴く機会は多いようです。
パガニーニの曲はメロディーが優美でセンチメンタル、私は大好きです。でも私の探し方が悪いせいか好きなCDになかなか出会いません。写真のCDは10年ぐらい前に買ったものです。