
この映画を見て私は韓国というか朝鮮半島の歴史を全然知らないことを改めて痛感しました。フランスやイタリアの歴史の方がまだいくらか知っている、よくないことだと思いました。
1616年暴君の悪名高い光海君の日記には15日間の空白がありました。その15日間に何があったか、それがこの映画のお話です。
この暴君はいつも暗殺におびえていました。そこで王にそっくりの影武者を置くことを考えます。その影武者になったのが道化師のハソンでした。折しも毒を盛られたのか光海君が病に倒れ、ハソンは王の代役を務めます。そこで起こるドタバタが見ていて実に楽しいです。(性についてではない)下ネタも出てきます。
平民のハソンは少しずつ民のことを思いやる君主に変貌してゆく、隣の大国明が戦に際して兵を出すように要求してきた時は出兵に反対して勇ましい啖呵を切る、短期間でそんなに変われるものかは疑問ですが、見ているのは楽しいです。
病から回復した本物の王は自分が倒れていた間の政務の記録を読み今までの政治を反省した(?)というような終わり方に見えたのでしたが・・・
王とハソン一人二役を演じたのがイ・ビョンホン、この人のドラマは見たことがなかったけれど、とても気に入りました。
今までに見た韓国映画は「8月のクリスマス」「スキャンダル」(フランスの小説「危険な関係」の韓国版)「イルマーレ」など、映画はどれも気に入っています。