映画「プリシラ」 | mimiの独り言

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1994年のゲイ映画「プリシラ」を見ました。
この映画についてのWikiの記述から抜粋します。

「オーストラリア海辺の街シドニーに住む3人のドラァグ・クイーンがオーストラリア大陸の中心の砂漠の真ん中の街アリススプリングのホテルのショーに出るため、プリシラ号という名のバスで旅を続けるロード・ムービー」

映画はアカデミー衣装デザイン賞を受賞しているのだそうで、ビーチサンダルをつないだだけという奇抜なドレスを始め、普通の衣装は殆どなかったように思います。

映画の冒頭、一行の一人がシャリーンの「愛はかげろうのように」を口パクで歌います。この歌はたしか70年代にヒットしたと思います。孤独な老女が奔放に生きた若い日を回想すると言った内容の歌で大好きでした。

この他にも「恋のサヴァイヴァル」「ママ・ミア」など、曲名は思い出せないけれど聞いたことのある曲が沢山出ました。クラシックからは歌劇「椿姫」の中の「花から花へ」、この曲は砂漠の中を疾走するバスの屋根に乗った一人が幟かテントのような超大きな衣装をはためかせて歌う、どうやって撮影したのかなと思う場面なのです。

音楽のことばかり取り上げましたが、バスがシドニーを離れ田舎に近づくと、人々の眼が厳しくなる時が出てきます。人々の偏見がかれらの心に突き刺さる場面がある。三人それぞれがいろいろな葛藤を抱えているようですが、「そう、我々はゲイよ、だからそれがなんだというの?」と頭を上げて堂々としています。見ていて気持ちがいい。

この映画の言いたいことは何だろう?人それぞれの個性はいいとか悪いとか、そういう見方でくくらないで、広く受け止めていきたい、そんな風に思っているのか。性同一性障害についてはよく分からないけれど、彼らの潔い生き方に好感を持ちました。