映画「アルバート氏の人生」 | mimiの独り言

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アイルランド映画「アルバート氏の人生」を見ました。

以下Wikiによるこの映画のストーリーの要約です。
「19世紀アイルランドのダブリン、アルバート・ノッブスはホテルのレストランで住み込みのウェイターとして働き、周囲の信頼も厚かった。

アルバートは孤児で若い頃男たちに乱暴された経験があったことと、男の方が仕事につきやすかったため男として生きていた。

あるときペンキ職人を部屋に止めなくてはならなくなり、女であることが露見する。しかしペンキ職人ヒューバート・ペイジも男として生きている女だった。ペイジは女と結婚し、夫として暮らしていた。

それを知ったアルバートは自分も女と結婚し、少しずつ貯めたお金で店を持ちたいと思う。アルバートは同僚のヘレンに求婚するが断られる。ヘレンには恋人がいて、アルバートがヘレンに求婚したことをしるとアルバートのお金をだまし取って二人でアメリカに行こうと計画する。

ヘレンが妊娠したことから、ヘレンと恋人の間に諍いがおこり、仲裁に入ったアルバートはヘレンの恋人に突き飛ばされて頭を強打しそれが原因で死んでしまう。

アルバートが部屋の床下に貯めていたお金はホテルの女主人に盗まれ、女主人はその金でホテルを改造する。アルバートの部屋に一枚の女性の写真が残っていた。写真の裏にはMotherと書かれていた。

ヘレンの恋人はアメリカに去り、ヘレンは生まれた子供とともにただ働きという条件でホテルで暮らす。子供はアルバートと命名された。」

非常に暗い話で見終わって気が滅入りました。
見終わった直後は主人公はだれかと一緒に店を持とうなどと考えずに、最後まで一人で生きればこんなことにはならなかったのにと思いました。

けれども孤児として子供時代を過ごし、大人になってからは性を偽って生き、恋も結婚も無縁という人生は厳しく寂しいものだったに違いない、たまったお金を数えるのが唯一の楽しみのような人生に暗澹としました。

以前「四苦」とは何だろうと調べたことがありました。「生老病死」とわかった時、なるほど生きるということは即ち「苦」なのだと妙に納得しました。そして「死」は平安への入り口?

一度だけアルバートがドレスを着て海辺を走る場面がありました。その時だけは幸せそうでしたが、何ともドレスが様にならない、無様にドレスを着こなす、それは女優にとってはかなり難しい演技なんじゃないだろうか?そんなことを思った場面でした。