映画「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」 | mimiの独り言

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お正月にこの映画を見ました。

以下、allcinemaからの抜粋です。
「インドで優雅なリゾート生活を満喫しようとイギリスからやってきた熟年男女が想定外のトラブル続きで、喧噪と混沌に満ちた異文化の洗礼に見まわれ、やがてバイタリティに満ちたインドの空気に身をゆだねることで思いがけず人生の喜びを再発見する。」

まず、飛行機でインドに向かった7人は乗り継ぎの飛行機が欠航というトラブルに出会い、定員無視のバスで目的地へ、さらに変わった形のタクシーでホテルに向かいます。しかし着いたホテルはネットで見たホテルとは大違い、廃墟みたいなホテルです。

話が違うと若い支配人に抗議すると、彼はネットの写真はこのホテルの将来の姿だと平然としています。それでも前金を払って来てしまった7人はそれぞれの生活を始めます。一人だけ夫婦でやってきたけれど妻だけが帰国しましたが。

この映画の主人公と言っていいのがイヴリン、彼女は長年連れ添った夫が死んだあと、多額の借金があることがわかり、家を売って借金を返済し、一緒に住もうという息子の誘いを断ってインドに来たのでした。イヴリンはささやかな職を見つけ、このままインドに暮らし続けるのではないかと思われます。

もう一人心に残った人物は元判事のグレアム、彼は若い頃インドに住んでいて使用人の恋人(同性)がいたのですが、それが周囲に知れて不本意な別れをしたのでした。その相手にもう一度会いたいと、彼は相手の消息を尋ね歩きます。

そして幸運にも相手に再会、一夜一緒に過ごし、翌朝ホテルの庭の椅子に掛けたままひっそりと息を引き取ります。その彼をインド式のやり方でで葬る、とても心に残る場面でした。

全体を通じて、そんなにうまく事が運ぶだろうかと思う場面は多いのですが、そこはまあお話だからね・・・と思いながら見ました。

全般に高齢者が主人公の映画は彼(あるいは彼女)が個性的で前向き、その人らしい生き方をしていて、見ていて元気が出ます。先日見た「愛、アムール」のような例外もありますが。

とは言っても自分自身のこの先を思う時、まったく別の環境に飛び込んで生きていくのはちょっと考えられません。以前メーリングリストで知っていたメンバーの一人がインドネシアに移住するからと退会したことがありました。あの人はその後どうしただろうと映画を見ていて思いました。

イヴリンを演じていたのはジュディ・デンチ、彼女は私とほとんど同年、映画の主人公も後期高齢者なのでしょう。