
それでこの若い坊さんに興味を持ち、即アマゾンで取り寄せ、一日で読んでしまいました。
今までお葬式とお盆の時しか思い出さなかった、なんだかかび臭い仏教が若々しい言葉で語られていて、難しい所もありましたが、高揚した気分で読みました。
また仏教について今まで持っていた素朴な疑問を著者も持ったことがあるのだということがわかり嬉しくなりました。大変新鮮な本でした。
随所に古い経典の言葉からの引用がありその言葉に深く心を動かされました。
「仲間の中におれば、休むにも、立つにも、行くにも、旅するにも、つねにひとに呼びかけられる。他人に従属しない独立自由をめざして、犀の角のようにただ独り歩め」(スッタニパータ)
孤立を恐れるなと背中を押された気分でした。
「”われらは、ここにあって死ぬはずのものである”と覚悟をしよう。・・・」(ダンマパダ)
ああこれはまさしく「メメント モリ」だ。洋の東西を問わず行き着く先は「死を想え」か。いかに死ぬかは今の私の最大の関心事、それはまた如何に生きるかでもあります。
葬儀に出席するたびに退屈して聞いたお経に関心がわきました。
もっと仏教の本を読みたいと思いました。