
とにかくいとも簡単に拳銃を発射して人を殺す、結局一編の映画で何人人が死んだか。
私はアメリカで銃の乱射事件などがあって何人もの人が死んだなどというニュースを聞く度、銃の所持が自由な国は嫌だなと思うのですが、映画の中で女が銃をかまえ邪魔者をばたばた殺す場面を見ると、なんだか胸がすっとするのです。
私の胸の底には結構凶暴な性格が潜んでいるのかなと驚くのです。
グロリアが逃亡生活の中で煙草を吸う場面が何度も出ます。何かというと煙草に火をつける、あれじゃ衣服が煙草臭くなるだろう、とか、今の映画ならあんなに吸わないだろうとかいろいろ思うのですが、一匹狼で孤立無援、煙草をくわえる姿に深い孤独感が漂い、何故か共感を持って眺めます。
私の深層心理に改めて思いをいたす、またなんだかすっきりしている自分を見出す、お気に入りの映画です。
グロリアを演じるのはジーナ・ローランズ、その後シャロン・ストーンでリメイクされましたが、あまり美人でないジーナ・ローランズの方が私は気に入っています。