
映画の最初、目覚めた主人公のつぶやき、「まだ生きている事にぞっとする」「馬鹿ほど朝は元気だ」「この一日を生き抜け」などに惹かれ、何となく主人公に共感を持って見ました。
私の近況、生きている事がしんどい、朝が憂鬱、とにかく家事全般が負担、こんな状態で平均寿命まで生きるとして、あと10年も我慢するのか! という気持ちになることがよくあるのです。
主人公の最後の一日はそれなりに充実しているように見えます。周囲の人に優しい言葉をかけ、身辺の整理、そしてこんな日でも出会いはある、なかなか充実しているじゃないか、私の人生の最後の日なんて現在の毎日のように希薄だろうな、なんて思いながら見ました。
ピストルを口に自殺を試みる場面に流れるアリアのような歌声、曲名がわからなくて調べました。
カタラーニの「ワリー」から「さようなら故郷の家よ」でした。
主人公を演じたコリン・ファースを始めて映画で見たのは25年ぐらい前「アナザー・カントリー」でした。当時イギリス出身の美男俳優がぞろぞろ出て「イギリスの貴公子たち」なんていう写真集も何冊か出ました。コリン・ファースの名前もその中にありました。
その写真集に登場していた人で今でも良く名前を聞くのは、ヒュー・グラント、ダニエル・デイ・ルイスなど。コリン・ファースは知的な容姿、上手に年をとっているなと思います。「英国王のスピーチ」も是非見ようと思います。