映画「羅生門」 | mimiの独り言

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「羅生門」は1950年に黒澤明が監督した映画で、1951年のヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞しました。
この受賞で黒澤監督の名が世界に知られました。

私はこの映画を見ていなかったので先日ビデオを借りて見ました。

ストーリーは妻を伴って山道を往った武士が死体で発見され、その殺人事件を検非違使が取り調べるのですが、事件について語る樵、旅の僧、(武士から妻を奪った)盗賊、妻、(霊媒師を通して語る)武士、の言う事が全く食い違い何がなにやらさっぱりわからないというものです。

(アメリカのれっきとした法律用語に「Rashomon case」という語があるとのこと。
複数の証言が食い違ってどれが本当かわからない状態を指すのだそうです。)

映像は白黒ですが、山道の風に揺れる木漏れ日が美しく、市女笠から垂れる薄物ごしに見る女の顔もとても美しい、印象に残る映像がいくつかあります。

さて、この映画の原作は芥川龍之介の「藪の中」です。
原作を読んでみたくなり、家には古い本がいろいろあるので探してみるとありました。
昭和3年発行の現代日本文学全集の中に。
下の写真がそれです。当時の本はみなルビつきです。
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映画は原作に忠実でした。