シューベルト「冬の旅」 | mimiの独り言

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歌曲集と呼ばれるものにはシューベルト、シューマン、マーラーなどが作曲したもの、その他にもいろいろあるのでしょうが、私はシューベルトの「冬の旅」が一番好きです。

ただこの歌曲集は「冬の・・」という名だけあって夏に聴いてもピンときません。今ごろから1月頃に聴く曲だと思います。

この歌曲集はとにかく暗いです。
最後の辻音楽師の一節。

 氷の上をはだしの足で
 ふらふら行ったり来たりする
 しかし彼の小さな皿は
 いつも空になったままだ

 誰も彼の音楽を聞こうとしない
 誰も彼に目を向けない
 そして犬どもが
 この老人をかこんで唸る

聴いていて涙が出ます。それでも今頃の季節、この歌曲集を聴きたくなります。

このCDで歌っているのはディートリッヒ・フイッシャー・ディースカウ、伴奏は
イェルク・デムス、1965年の録音をCD化したものです。