



当時軽井沢から草津まで草軽電鉄が走っていました。普通の電車より小型の可愛い電車でした。
その電車を小瀬温泉で下りて、そこから峰の茶屋を経て中軽井沢まで歩くのがその日の行程でした。
お弁当は白糸の滝で食べました。
季節は秋。小瀬温泉から峰の茶屋まで歩いている間中殆ど人には会いませんでした。
白糸の滝にも私たち以外誰もいません。冷たい滝の水で手を洗ってお握りを食べました。
その後車に乗るようになって、20年程前同じ道を走り、ずいぶん賑やかになったと思いました。
今回は滝の近くで車を止め滝まで歩きました。そしてあまりの賑やかさに茫然。
近くには食べ物屋が並び車を止めるのに苦労する混雑振り。
滝周辺は人の往来が引きもきらず・・・
ここまで賑やかになるとかえって淋しさを感じました。
自分もその賑やかさに一役買っているにもかかわらず・・・
静かだった白糸の滝、若かった自分に激しい郷愁を感じました。