これはコール・ポーターの伝記映画といっていい作品です。
私はコール・ポーターに詳しいわけではありませんでしたので、曲名が分かったのは「ビギン・ザ・ビギン」「ソー・イン・ラブ」「夜も昼も」ぐらいでした。「ビギン・ザ・ビギン」のアレンジは今まで聞いたのと全然異なりとても素敵でした。現在活躍中の歌手たち、エルヴィス・コステロ、ナタリー・コールなどがそれらを歌うのですが、残念、私はそちらの方もあまり詳しくありません。ただ、「あ、このメロディーは聞いたことがある」と思った曲は幾つかありました。
さて、ストーリーですが、コールの妻リンダはコールがゲイであることを承知でコールと結婚します。そして彼を世に出すことに情熱を傾けます。見ているとそれは夫を愛したというより夫の才能を、もしくは音楽を愛しただけという気もしてきます。こういう夫婦は二人の間の年齢差がなかったり妻の方が年上であったりしますが、映画では妻の方がかなり若いように見えます。実際はどんな夫婦だったのだろう、知りたい気がしました。