【その1】~【その6終】のシリーズで
20年前、ラベンダーの一束から始まり、転職・失望・目覚めなど
ちょっと赤裸々で恥ずかしいのですが
今悩んでいる人の何か役に立てれば幸いです
◆すべてはラベンダーから始まった
【その4】アロマSHOPでの失望と挫折(前編)
こんにちは
前回のつづきです。
某IT企業でクレーマーとの闘いの果て
不眠症になった私を救ってくれたSHOP店員さんとラベンダーの精油
私もそんな仕事がしたいという思いが強くなり、
職場の仲間の応援を受けて
退職後、某SHOPに入社。
そう、あの店員さんのいるSHOPです。
入社してみると、スタッフ計3人。
私のほかは見知らぬ20代の同僚と、面接してくれた40代の店長
あれ?
あの日、接客してくれた親切な店員さんがいない。
20代の同僚に聞くとすでに彼女は退職したとのこと。
私がSHOPに来た日からまだそんなにたってないのに・・・。
感謝を伝えたかった私は残念でした。
しかも、その20代の同僚も私が入社したことで
やっと来月退職できると喜んでいます。
私はおどろきと心細さでいっぱいになりました。
なんと彼女の退職理由は店長
私の前にも数名入社したらしいのですが、
どの人も店長のパワハラで心を病み数日で辞めたそうです。
新人が入っても次々店に来なくなるので辞めるに辞めれず
私にいろいろ事情を話してくれました。
自分が退職するまでは辞めないで居てくださいとお願いされました
ん~困った!
でも、もうがんばるしかない
気持ちを切り替えてクレーマーに鍛われたスキルを活かそう。
応援してくれる仲間に申し訳ない。
※初日の開店前 店長のパワハラ風がはじまりました。
まだアロマの資格も知識も乏しい私ですが、
接客経験はあったので、アロマの資料を調べて接客。
頑張りが通じたのか、常連のお客様までが私を呼んで買ってくれるようになりました。
売り上げも上げないと店長の機嫌が悪いので
頑張ったんですが、反してパワハラも強くなりました。
■初日まず事前注意として他のテナントの人とは一切仲良くするなとのこと。
(彼女自身が人とかかわるのが面倒らしく)
■業務ノートには毎日長文のダメ出し
(あれ?店長の指示で立会いのもとやった数日まえの業務の件まで)
■店長はギフト包装が苦手。彼女より綺麗にできるとその後一日無視される)
(お客様が喜ぶとかならず)
ほかにも多々
もう毎日ピリピリ、何か確認しようとすると無視
お客様に対しても、好みと好みじゃないのがすぐわかる接客。
基本あまり人が好きじゃないのかと思うほど・・・・
そんな店長ですが
彼女は以前勤めていたマッサージ店で
いじめにあっていたらしく(20代の子談)
その店の人がくると私に接客を指示して店長はバックヤードに隠れます。
どんなに店が忙しくなっても警戒して戻ってきてくれません
精神的にも体力的にもきついけど思い浮かぶのは・・・
それを支えにがんばりました。
そんなある日、お客様から
大変でしょ?
わかってるから私達
彼女が店長になってから
何人辞めたかこの店。
彼女いつもスタッフへの
視線が怖いもの。
お客様と笑顔で接する時、背中で感じる店長の視線・・・。
お客様も見ていたんです。
他にもありがたいことに、
私は周りのSHOPさん達からも見守られていました。
(つらい時ちゃんと見てくれていた)
今まで何人も泣きながらバックヤードに駆け込む姿を見てきたとのこと。
私と他のテナントさん達はこっそり仲良くなりました。
(店長の業務命令には反しますが)
そしてそれは起こりました・・・。 つづく
次回◆すべてはラベンダーから始まった
【その4】アロマSHOPでの失望と挫折(後編)