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『巨大渦巻き』現る!

出雲から帰って 3日後・・・
中海に緑の巨大渦出現のニュース!

【中海に緑の巨大渦出現 直径50メートル】

6日正午ごろ、島根県松江市八束町の北約1キロの中海で
緑色の物体が大きな渦を巻いているのを監視飛行中の
八管本部美保航空基地のヘリコプターが見つけた。
アオコとみられるが、はっきりした理由などは分からず
珍しい現象という。


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中海(海上保安部美保航空基地撮影)

同基地によると、渦は直径約50メートルで
時計とは反対の左巻きになっていた。

国土交通省出雲河川事務所が
宍道湖で発生していたアオコが中海(八束町付近)
に流れ込んでいることを確認しており
渦の”正体”はアオコとみられるが
渦になった原因は不明。

同基地の隊員たちも初めて見たといい
同事務所水環境課の西尾正博課長は
「アオコは浮いたり沈んだりと上下の動きはするが
泳力を持っていないので自力で移動することはない。
詳しい原因は分からないが風向きなど
外的な影響を受けたのでは」と話している。
 
(2010年11月07日 日本海新聞より)


そーいえば 今年の9月にも
沖縄本島の沖合の海で 巨大な渦が出現!


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久高島沖合いで 5.5kmの巨大渦巻き発生

台風の強風で 堆積物が巻き上げられたとの事ですが
渦に関しては原因不明・・・

久高島は アマミキヨ(琉球の創世神)が降臨した
琉球神話の聖地です

久高島のHP

自然の力ってすごいですね!

渦といえば『鳴門』
狭い海峡(門)で
潮の轟音が響く(鳴る)ので
『鳴門』と言われていますが  

すごい轟音とかしたんでしょうか?(ワクワク♪)

中海の近くには美保神社があり
『鳴り物』の神様で楽器が奉納されています

『鳴り物』といえば『かみなり』
『神鳴り』=『雷鳴』


カミナリ様の必須アイテムは太鼓!

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こちらのカミナリ様はウクレレですがw

太鼓に描かれている【巴紋】は

「水が渦を巻く」という意味の【巴】の字が
当てられたというのが一般的な説になってます

巨大渦巻きの画像も
なんだか巨大な【巴紋】に見えてきます

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↑左三巴

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↑右二巴

左右呼称問題があり 
諸説ありますが・・・


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雅楽に用いられる大太鼓も
左に三巴 右に二巴


説話集『江談抄』(1104 - 1108年頃)に

太鼓乃左右ヲ知事ハ

左ニハ鞆絵乃数三筋也
亦筒モ赤ク色採ル也
右ハ鞆絵乃数二筋
筒モ青ク色採也


という記述もあったりで 太鼓に関しては
左は三つで 右が二つ が基本なのかもしれない

でも何故 左が三つで 
右が二つか解らないそうです

案外・・・
ひらがなの「み・ぎ」で二つ
ひらがなの「ひ・だ・り」で三つ


なんて単純明快なものかもしれませんw

右と左の語源は
はっきりと判ってませんが

みな見る 南 を向いて
東の方が 左(ひたり=日足り)
西の方が 右(みきり=砌り=水ぎわ)

という説も

とにかく!
左は三つ巴で 日(赤)の象徴
右は二つ巴で 水(青)の象徴
 ってコト?

という事は この巨大渦巻きは

【右二つ巴】と言うことかなぁ?

でも 右二つ巴は時計回り
(ぷっくりした頭から尾に流れる方向が
回転方向と言われる)

今回の渦巻きは反時計回りの左巻きとな?(@_@)

もしかして・・・
尾から頭に流れてるのでは?

周りから中心部に『吸引』《陰》されてる
力の方向を現してるのではないかな?

となると 力の方向は反時計周りだが
右巴と絵的には同じになる

一方 左三つ巴は
中央の頭から尾にかけて
外に力を『放出』《陽》させている
こちらは 左向き


回転方向の違いと言うより
力の流れの方向の違い
これが合わさって雷が出来るとな?・・・


ふと ラーメンの丼の模様を
思い出しちゃったw
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このラーメン丼に書かれてる模様は
奇しくも【雷紋】といい 
『殷』の時代の遺跡からも出土されている

互いに違う『渦巻き』(放出と吸引)
その交差する『点』に
強大なパワーが発生し
それを神聖視した 
ということかな?

長くなったので 次回に続きます!