ヤマブキ



まずは この曲を聴いてみてください

Emerson Lake & Palmer-Hoedown




この曲はクラシックの編曲なのですが 主軸になっているのは アーロン・コープランド作曲のバレエ組曲「ロデオ」の「ホウダウン(ホーダウン)」です

4 Dance Episodes from Rodeo: IV. Hoe Down



他にフォークダンスでも有名な「わらの中の七面鳥」も顔を出します

Tennessee Mafia Jug Band "Turkey In The Straw"



カントリーのバンドの演奏が それらしくて良いかなって思って選びました

右端のおじさんが変な物を持ってあるので「何だ?あの楽器?」って思っていたら どうやら大きな酒瓶を吹いてあるようです
瓶を吹くとボーーーーって音が出ますよね



バスバスバスバス
そして これは全く知らなかったのですが 鉄道が大好きな向谷実さんの番組でかかっていた曲

The spotnicks  orange blossom special



今朝これを聴いて もやもや凝視頭の中がもじゃもじゃして「確か このフレーズ ELPの曲にあったよね」って探してみたのが 今日の「ホウダウン」


実はこれにはカントリー調の原曲があるそうで 実に様々な人が演奏しているのです 
ちょっと気に行ったものを紹介しておきます 

Oldie - "Orange Blossom Special" by Ervin T. Rouse (1938)



海外のウィキオレンジブロッサムスペシャル (歌)によると
(以下 グーグル先生による翻訳)

「オレンジ ブロッサム スペシャル」は、同じ名前の豪華客車についてのフィドルチューンです。
この曲は 1938 年にアーヴィン・T・ラウズ (1917-1981) によって書かれ、1939 年にラウズと彼の弟ゴードンによって初めて録音されました。
単に「ザ・スペシャル」または「OBS」と呼ばれることが多いこの曲は、一般に「ザ・スペシャル」と呼ばれています。
(中略)

ワイズが語ったところによると、彼とラウズはオレンジ ブロッサム特別列車を見学するためにフロリダのジャクソンビル ターミナルを訪れることにしました。

...午前 3 時頃だったにもかかわらず、私たちはすぐにターミナルに入り、電車に乗り込み、その列車を見学しました。
それは私が今まで見た中で最も豪華なものでした。エルヴィンも感動していました。
そして僕らが調べ終わったとき、彼は「それについて曲を書こう」と言いました。
(略)
私たちは 1 時間以内にメロディーを書き、それを「オレンジ ブロッサム スペシャル」と名付けました。
その後、アービンと彼の兄弟はそれに言葉を加えました。

(以下 略)




歌詞もあるみたいですが ELPの「ホウダウン」には関係ないので書きません
でもこの曲 なんか著作権で ごちゃごちゃしていたみたいですね


キース・エマーソン氏はカントリーがお好きでしたが カントリーの曲が2曲 否 3曲も混ざっていたとは思いもしませんでした^^




追記:
この曲も混ざっているのではないかと言う記事を見つけました
エマーソン・レイク・アンド・パーマーの名曲10選 『ホウダウン/Hoedown』(1972)
アメリカの子どもの歌で「ショートニン・ブレッド」と言う曲です

ピアノの練習曲で聴いた時は「?」でしたが カントリー調の物を見つけたら「なるほど」と思いました

ショートニン・ブレッド + クレイグ・ジュデルマンによるバリエーション



いろいろ聴いてみたけれど これが一番似ていると思いました
フィドル(ヴァイオリン)のレッスン動画なので冒頭だけ聴いてください


追記2:追記ばっかりでスミマセン
うっかりしていましたが 原曲のコープランドの「ホウダウン」にも アメリカ民謡の『ナポレオンの退却』と言う元になった曲があるそうです

なんとなく「これかなぁ…」って言うのを見つけたので貼っておきます
良かったら聴いてください

Bonaparte's Retreat





追記:
ちなみに hoedownとは
・〈米〉〔音楽の〕ホーダウン◆ホーダウンのダンス用の音楽。
伝統的には、4分の2拍子のバイオリンに合わせてコーラーが声をかけるヒルビリー音楽を指す。

・アメリカのフォークダンスまたはスクエアダンスの一種であり、それに関連する音楽形式でもあります。

とのことです