続けて説得しました。
すると、不本意そうな顔をしながら末兄弟は話し始めました。
「1万歩譲って契約破棄はしないけど」
『一万歩…譲ってくれてよかった。随分多いけどね』
「やつは(不動産)許せない」
『別になんでもいいよ。そんなこと』と、とにかく安心して話し半分で聞いておりました。
「信用できないからこれからは、不動産介さずに直接管理会社と交渉する」
え?
…果たしてそんなこと可能でしょうか?
一万歩譲るって何を譲ったの???
理由も些細なことですし、100%不動産だけが悪いわけではありません汗
そんな理由で管理会社に申し入れしたら、難有り住人で契約してくれないかも……嫌な考えは止まりません。
母とかわるがわる説得を続けましたが、末兄弟の顔は険しいままです。
いい加減言葉も尽きたところで、ある人物を思い出しました。
こんな末兄弟でも付き合っている人がいます。
「あの子は何ていってるの?意見聞いてみた?」
私の問い掛けに末兄弟は、暫く間をあけ「…怒る気持ちはわかるけど、ここは我慢してやり過ごせば、楽しい一人暮らしが待ってるよ」と、言ってるとの事。
【その通り!!】
契約破棄の理由は『めんどうになった』…。
私は必死に、引越しや一人暮らしは面倒なものだと、言い聞かせました。
入居申し込みに家賃一ヶ月分を支払っています。
途中で破棄した場合は勿論お金はかえってきません。末兄弟はそれでも構わないと言います。
一人暮らしをしたことがないのでお金の大切さをわかっていないのです。
両親は【子供に不十な思いはさせたくない】という教育方針で、苦労していた姿はみせませんでした。
庭付き一戸建てで30才近くまで親の世話になっています。
家にお金を入れていると、末兄弟は威張っていますが、家賃にも満たない金額です。
私は、子供じみた感情でものを言う末兄弟に呆れました。
ここまでくるのに私を初め両親にも協力してもらってます。そういう所を考えれば、『止める』等と軽々しく口に出来るはすがありません。
大学まで出てきちんとしたところに勤めていても、高卒のパートの私にも劣る。人間的な経験不足と言うか、考えが浅いというか…。いったい…家族以外とはどのように付き合っているのか…今更ながら心配になりました。