新宿にて
霧吐きてモンスターども増殖す マミーエリ
〔霧・朝霧・夕霧・夜霧・山霧・川霧・狭霧(さぎり)・霧襖(きりふすま)・霧雨・濃霧・
霧笛(むてき)/秋〕
昔は春秋ともに霧といい、霞ともいったが、後世になって春の方を霞、秋の方を霧というようになった。春の霞はのどかな感じがするが、霧はどこか冷たい印象である。
(合体俳句歳時記)より
数十年前、ふるさと沖縄から上京した時、学校、学生寮ともに新宿ということで、入学式の数日前に始めて新宿駅、南口に降り立った。。
女子寮での同室の子は、熊本出身と茨城出身の子。
運がよかったのか、初日からお互いに警戒心なく話せた記憶があります。
(この二人のおかげで楽しい寮生活だった♪)
その日は、数日後の入学式よりも、東京にいることに興奮していた私。
そんな私を、茨城出身の子(Nちゃん)が、この辺りを散歩してみないか・・と誘ってくれた。
Nちゃんは結構な頻度で東京に遊びに来ていたようで、道案内は大丈夫そう。
3人連れ立って出掛けました。
遠くまで行く時間はないので(門限20:00!!)、歩いて新宿西口の高層ビル群界隈へ向かいました。
夕闇に浮かぶ高層ビル群!
こいつらは・・・ モンスターだ!
あの時の気持ち・・・なんと表現していいのか・・・感動、感激、驚き、圧倒・・
どれも少し違う。
身震い
そう・・・武者震いのような感じでしょうか。
おぉ~~!憧れの東京にきたぞ~~~~
と叫びたいくらいの震えでした。両親には大変申し訳ないのですが、その頃全くホームシックとは無縁の心境で毎日を過ごしていたように思います。
母親の方が気が気でなかったようでした。「親の心子知らず」そのまま

今でも、時おり新宿の高層ビル群を見ると、しばし風に吹かれながら見入っていたあの時間をリアルに思い出される時があります。
当時、春でしたがまだ寒く、風の冷たさが似ていたのか、昨夜もその感覚がリアルに迫ってきました。
愛しのモンスターたちは今も健在。そして増殖を続けていました。
いつの頃からか、しよっちゅうホームシックに見舞われいるマミエリです

ではまた~



