本日は中秋の名月ながら秋雨前線停滞のせいであいにくの曇り空ですな。しかし、この秋の長雨が過ぎれば爽やかな秋本番となることでしょうね。

 

さて東京都行政書士会運輸交通部主催の出張封印実技勉強会に行ってきました。場所は関東運輸局東京運輸支局足立自動車検査登録事務所。(しかし長いなこの名前、東京特許許可局どころじゃないですな。役所の正式名称っていうのはそのまま言うと間違いなく舌を噛むね。「足立の陸運」か「足立の車検場」これでいいや。)

というわけで足立の車検場に行ってきました。

 

出張封印とは聞き慣れないコトバでしょう。要はクルマのナンバープレートの取付けなのですが、軽を除く自動車はナンバープレートを取り付ける際、最後の儀式として「封印」というものをやるのです。ネジで止めた車両後部のナンバープレートの左上に丸いアルミ製のフタをぽんと嵌め込むんですな。これが封印。ナンバープレートは自動車の所有権を公証する重要なものなので、むやみに外したり付け替えたりすることを防ぐために設けられた制度です。

 

この封印は法律で決められた人しかできません。仮にあなたがナンバープレート取付けのために車検場へクルマを持ち込んだとしましょうか。新しい車検証とナンバープレートを受け取りますでしょ。そうすると新ナンバープレートを前方、後方2カ所にネジ止めします。でも仕上げの封印はご自分ではできません。車検場に数人いる封印係官に「封印頼みまあす」とお願いしてアルミフタを嵌め込んでもらうのです。

 

封印ができるのは原則として車検場の係官(甲種受託者)、新車ディーラー(乙種受託者)、中古車ディーラー(丙種受託者)の三者です。封印は車検場で行います。東京なら、品川、練馬、足立、多摩、八王子の5カ所。ちなみに伊豆七島や小笠原は品川です。いずれにせよクルマを車検場に持ち込みます。

 

新車や中古車をディーラーから購入すれば、かれらが車庫証明を取り、車両登録も行い、ナンバープレートを取付け封印もしたうえで納車します。警察で車庫証明を取ったり車検場にクルマを持ち込んだりって面倒なことはなにもないです。でも親族や友人・知人から譲り受けたり、相続などで入手したりすることもあるでしょう。あるいは陸運の管轄をまたいで引っ越して変更登録しなきゃいけないなんてこともありますよね。そのときには車庫証明から登録まで自分でやらなきゃいけません。車庫証明で2日、登録封印で1日、合計3日間、平日に時間を作らなきゃならないわけです。めんどくさいね、こりゃ。

 

ここでわれわれ行政書士が颯爽と登場するんですな。おまかせあれと。車庫証明の代行申請・取得はお手のものだし、今回のテーマの封印もできるのですよ。それも車検場にクルマを持ち込まなくてもよくて、ご自宅や駐車場に行政書士が出向いて封印します。これが「出張封印」なんですな。

 

ディーラーからの購入ではなくてクルマを手に入れたら、封印をはじめ面倒な手続きはすべて行政書士アベコロにおまかせください!というわけなのですが、実は……。

 

行政書士会主催の講習会に3回出席して修了しないと出張封印を業務として行うことができんのです。第1回目「車庫証明と登録業務」、第2回目「出張封印業務」、第3回目「出張封印実技講習」。この講習会は年1回のワンクールなので、去年9月開業の私は間に合わなかったんですよ。

 

そこで今年は第1回目から参加して、きょう最終3回目の実技講習に行ったわけです。これで晴れて私も出張封印ができるようになりました。改めて申し上げます。車庫証明~封印に至るクルマの面倒な手続きはすべて行政書士アベコロにおまかせください!よろしくね。

 

(ご参考 車庫証明:6千円~ 車両登録:1万円~ 出張封印:8千円~ 実費別途)


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