自己効力感って何?
「なんとかなる気がする」は、人生を支える小さな灯り
こんにちは。占い師であり、カラーセラピスト、そしてカウンセラーでもある阿部です。
これから始まる新しいセッション「立ち直る力を育てるセッション(レジリエンスワークセッション)」について、4回に分けてお話していこうと思います。
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第1回:自己効力感って何? レジリエンスとどう関係するの?
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第2回:自己効力感が育つとき、心の中で何が起きているの?
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第3回:レジリエンスカウンセリングって実際なにをするの?
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第4回:レジリエンスが育ったとき、どんな変化が起こるの?
第1回目のテーマは「自己効力感」について。
自己効力感とは、「自分にはできる」と信じられる力
「自己肯定感」という言葉をよく耳にするようになりました。
自己効力感は、少し似ているようでいて、実は別の性質を持っています。
自己肯定感が「私はここに存在していていい」という“ありのままの価値”への信頼だとすれば、
自己効力感は「この状況でも、自分ならやっていけるかもしれない」という“行動する力”への信頼です。
心理学者バンデューラによれば、
自己効力感とは「特定の状況で、うまくやれるという自分の能力への確信」
つまり、「未来の自分を信じられる感覚」と言えるかもしれません。
この力が育っていると
✔ 小さな失敗に過度に落ち込まず、次に活かせる
✔ 「自分で選び、自分で動く」という意志が持てる
✔ 周囲に振り回されにくく、人間関係も軽やかになる
✔ 困難な出来事にも、可能性を見いだす視点が生まれる
どれも、生きていくうえで心強い“内なる灯り”です。
そしてこの力は、占いやカラーカードセラピー、コーチング、カウンセリングで出会ってきた多くの方々の中にも、
必要な人がとても多いと感じています。
では、自己効力感が低い状態とは?
✔ 何をするにも「自信がない」「私には無理」と感じやすい
✔ チャレンジの前に、諦めの気持ちが湧いてしまう
✔ 自分の選択に責任を持てず、誰かの評価に揺さぶられる
✔ やりたいことよりも、「失敗しないこと」が最優先になる
実は、私自身も過去にうつ病やパニック障害で長く苦しみ、
こうした感覚に何度も押しつぶされそうになった経験があります。
うつ病が回復しかけた頃にパートで働き始めたのですが、ちょっとしたミスに落ち込んでしまい、職場に行けなくなってしまいました。
一緒に働いていた皆に責められているような感覚も付き纏っていました。
けれど、一度パートで働いた経験のおかげで、心のどこかに残っていた「小さな可能性の種」を信じ、
合わなかった職種は避けて自分に合う環境の職を見つけ出し、働いていく中で自己効力感は静かに芽を出していきました。
自己効力感は「生まれつきの才能」ではありません
これは、生まれつき備わっているものではなく、
経験の中で、誰でも後から育てていける力です。
占いやカラーセラピー、カラーコーチングの場でも「小さなできた」が積み重なっていくと、
未来への希望や行動の質がゆっくりと変わっていくのを感じます。
今回の「レジリエンスカウンセリング」は、そうした“心の再構築”をサポートするためのセッションです。
未来を占うことだけでなく、未来へ歩く力を育てる。そんな視点を込めています。
次回の第2回は「どうすれば自己効力感を高めていけるのか?」をテーマにお届けしますね。
心にそっと寄り添う、静かな希望となりますように。
阿部
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