鬱病とパニック障害とひきこもりを乗り越えた、占い師・カラーセラピスト・カウンセラーがお届けするブログ。
レジリエンスについて第3回。
逆境に負けない心の力を育てる
レジリエンスカウンセリングの流れと特徴
こんにちは、阿部です。
前回のブログでは「自己効力感を育てるための心理的要素」についてお話しました。
今回は、それらをどのようにセッションで取り入れているか
「立ち直る力を育てるカウンセリング/レジリエンスワークセッション」の実際の流れをご紹介していきます。
◆ そもそも「レジリエンス」って?
レジリエンスとは
困難やストレスに直面したときに、それをしなやかに乗り越え、回復していく力のこと。
まるで、冬を越えてまた芽吹く草木のように。
一度倒れても、また立ち上がれる“心の回復力”です。
この力は、生まれつきだけで決まるものではなく、
「後からでも育てることができる」というのが、心理学の大切な視点です。
セッションの流れ:3つのステップ
レジリエンスカウンセリングでは、以下の流れでお話を進めていきます。
①「いま」の心を聴く─カタルシス効果と整理
まず最初に、思いのたけをしっかりお聴きします。
うまく言葉にできなくても大丈夫。
沈黙があっても、涙が出ても、そこに無理は要りません。
丁寧に受けとめられることで
「言葉にできた」「聴いてもらえた」という体験が、すでに癒しと回復の一歩に。
このステップでは、心の中で絡まっていた糸がほどけていくような感覚が生まれる方も多いです。
② 強みを思い出す─未来を照らす小さな光
次に、一緒に「自分の中のリソース(資源)」を探していきます。
たとえば──
・過去に乗り越えた経験
・支えてくれた人や言葉
・小さなけれど、確かな「できたこと」
「わたし、思ったより強かったのかも」
「ここまで来れたんだな」
そんな小さな発見が自分自身を照らす光となります。
③ 行動の芽を見つける─“私にできること”から始める
カウンセリングの終盤では、
その方にとって無理のない、でも確かな「次の一歩」を一緒に見つけていきます。
ここで役立つのが、ワークシート。
自己効力感や感情のバランス、変化の実感などを数値やキーワードで可視化することで、
「自分の変化が見える」実感を得やすくしています。
「今日から、これだけやってみよう」
その選択が、今と未来を動かしていきます。
◆ レジリエンスは“自分を大切にする力”でもある
このセッションで目指しているのは
ただ前向きになることではなく
「自分自身と深くつながり、自分を大切にすること」です。
過去の痛みも、今の不安も抱えながら、
それでも自分の力で立ち上がろうとする人のそばに、私はいたい。
あなたの回復力を信じて、寄り添い、丁寧にレジリエンスセッションをしていきます。
次回はシリーズ最終回
「レジリエンスが育ったとき、どんな変化が起こるのか?」についてお話ししていきます。
変化の兆しは、思いのほか静かで繊細で、けれど確かに人生の質を変えていく力があります。
どうぞお楽しみに。
阿部
鬱病とパニック障害とひきこもりを乗り越えた、占い師・カラーセラピスト・カウンセラー
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