最近セールスについて勉強していますが
その中で心理学的にも最も納得のいく考え方の１つに

「感情的理解と論理的理解」

と言うものがあります。

人間は、まず第一印象で感覚的にこの商品が
自分に合ってるかどうかを瞬時に判断するそうです。

そして、その自分に合っているかという印象を
その後で論理的に補足をしていくのだそうです。

具体的に言うと、コンビニで
おいしそうなお菓子を見つけたとします。

直感で

このお菓子は自分に必要だから買いたい！

と判断するとします。

しかし、そのお菓子を買うことについては
メリットやデメリットがあります。

例えば
メリット：おいしい、手軽、家族へのお土産
デメリット：ダイエット、栄養が偏る、家に違うお菓子が既にある

しかし、直感で必要だと感じた人は
往々にしてメリットの方を重要だと考えます。

一方で

"例外的に"デメリットがあることは認めた上で
それでもメリットの方が大きいと判断し
結果的にそのお菓子を買ってしまうそうです。

（なので、衝動買いを防ぐには

　一度買いたいと思ってもその日は買わずに一旦家に帰って
　本当に欲しければまた別の日に
　出向いて買うというやり方があるようです）

つまり、僕たち人間は論理的に
判断しているように見せかけて
あくまでメインは感情。

その法則として論理的に
言い訳をしているに過ぎないのです。

ここまで極端ではないにせよ
経営者が行う

「経営判断」

についても同じようなことが
言えるのではないでしょうか。

経営者がやりたいと思えば
ポジティブな意見を積極的に取り入れようとしますし
反対にやりたくないと思えば
ネガティブな意見を積極的に取り入れるんじゃないかと

思います。

人間が感情の生き物であることを意識した上で

クライアントの判断の裏側にある感情に

寄り添いながらお手伝いをしたいですね。

経営判断も感情は切り離せない

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感情で判断して論理で納得するのが人間です