つらいときや悲しいとき、悔しいとき、

また逆にうれしいときや感動したときに、

自然に流れる涙。

感情の揺れ動きによって涙腺が緩み、

涙が流れると、不思議とすーっと気持ちが

落ち着いてくるように感じませんか?

実はこの涙、自律神経と大きな関係があるのです。

涙にはさまざまな種類がありますが、

喜怒哀楽で流れる涙を「感情の涙」といいます。

そして、その感情によって、涙の成分や味、量が異なるのです。

たとえば、悔しいときや怒ったとき。

こんなときは感情が昂ぶり、落ち着かない

気分になっているはずです。

こうした感情のときに流れる涙は、

心身を緊張させる神経「交感神経」が

刺激されることによって分泌されます。

そして、ふりしぼられるように出るため、

量が少なめで、ナトリウムを多く含んでいるために、

しょっぱい味がします。

反対に、うれし涙や悲しい涙。

こんな気分を感じるときはとても

リラックスした状態だと思います。

こうした涙は、心身をリラックスさせる

神経「副交感神経」が刺激される

ことによって分泌されます。