ピアニスト・アレンジャーの阿部太一です。
本日もご来訪ありがとうございます。
埼玉県さいたま市大宮区・幸手市にて
ピアノレッスンを行っております。
先日、ピアノ弾きにとって
とても面白くてためになるYoutuberを発見しました。
Nahre Solさんです。
名前からして、韓国系の方でしょうか。
動画内では英語で解説されております。
なにが面白いかというと
「ピアノアレンジのポイントを動画で解説しつつ実演している」
ところですね。
Nahreさんは動画編集技術もめちゃめちゃ高いので
とても面白いし見やすいです。
ピアノの腕前もアレンジの技術も素晴らしいです。
例えば・・
「メリーさんのひつじ」のメロディを、
様々な作曲家のスタイルでアレンジするとこうなる
という動画です。
思わず「なるほどーわかるわかる！」と唸ってしまいます。
高い技術を持ち、近現代の作曲技法まで一通り修めてないと
なかなかできることではありません。
私は、作曲は修めてないのでこういうことできないです。
うらやましい。
もう一つ。
次の動画では、「基礎練習」の方法を紹介しています。
「これはいい！」と思った練習方法なんですけど
それは・・
冒頭で紹介されている
「ⅡーⅤーⅠ」（ツーファイブワン）を
「ショパン練習曲作品10－1風に弾いてみよう！」
というものです。
どういうことかというと・・・
ツーファイブワン って、
もっとも簡潔でありながらもっとも頻出するコード進行です。
こんな風に練習したりします。基本は、和音のカタマリとして練習することでしょう。
（左手だけで練習したり、両手で練習したり・・・）
しかし
動画の中でNahreさんは、各コードで使う音を次のように
テンションノートを交えた幅の広い分散和音として設定し・・・
それを、ショパンの作品１０の１のように、駆け上がっては降りてくる
そんな練習をしています。
冒頭だけ譜面にしてみました。こんな感じ
おお・・、この見た目、この譜ヅラ、
まさに【１０－１以外の何物でもない】ですね・・・！
「ⅡーⅤーⅠ」と「10－1」を同時に練習できる
とても素晴らしい方法ではないでしょうか。
ただ、とても難しいけれど・・
これは今度ちょっと試してみよう・・
譜例が欲しい方はメールくだされば差し上げますが
しかし、調は変わっても音の積み上げ方は一緒のため
自分で考えて音を導くこと自体が、勉強になりますので
興味のある方はぜひやってみてくださいね！
最近のYoutubeは、とても勉強になるコンテンツが
増えてきたように感じます。
自分の勉強に役立てるツールとして
Youtubeの動画を活用してみるのも面白いですよ。
ぜひ皆さんもいろいろと探してみてください。
私も、自分の練習として、生徒さんへの課題として、
良さそうなものはどんどん取り入れていきたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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