先週、親の実家があった場所まで行ってきました。
午前中の会議の後、大急ぎで出発。
途中、東北自動車道の路面が多少波打っていることから
震災の凄まじさとその復旧がまだまだであることを感じながら仙台で一泊。
翌日、三陸道のさらに先へ向かいました。
石巻は母親の実家のあるところ。
水をかぶったであろうところを走りつつも昔と変わらない雰囲気。
親に乗せられていたときからの習慣で、トンネルは通らず、
山道でショートカットし、女川へ。
合流する交差点のコンビニはあるし、
線路がないところがあるけれど、震災前と変わらない風景。
記憶にある風景をなぞりながら走る道のりがある瞬間から消え去りました。
田舎の港町。狭い道。古い建物や雑貨屋のようなところ。
それがすべてなく、海まで真っ白な景色。
真新しい信号は何の役にたっているのだろう。
女川の街からしばらく走り、集落の入り口。
くねった道を降りて最初に見たのは、昔からある家。そして住んでいる様子。
神社がある切り立った場所があるので先が見えない。
棒を持った人が歩いている。
素性を話し、車を止めて歩く。
その先には見たこともない光景が広がっていました。
親の実家であるが、頻繁に来ていたわけではないので、
自分は何も感じないだろうと思っていました。
しかし、しっかり僕の中に集落の様子は染み着いていて、
それを確認しながら歩く。
父親の実家は民宿をやっていましたが、その看板2枚が残っていました。
家があったと思われる場所には土台すらなくなっている、そんな状態でした。
集団で高台に移転することが決まっているようで、
この場所は以前のような姿に戻ることはなさそうです。
そのことは残念ですが、散り散りになった人たちがまた集まり、
早く安心して暮らせるようになってほしいです。
体が不自由な親のために写真は撮っていましたが、
今回は掲載いたしません。