「暴れないでね あなたを傷つけたくないの」

「……コレは何?」

あたしが思っていたより彼は冷静だった

ついさっき覚醒したばかりの彼

椅子に座らされた状態で拘束された手首を見つめている

「何かのプレイ?」

おもしろそうに彼が笑った

いつもあたしをバカにしたようなこの笑顔が大嫌い

「あたし あなたが嫌いなの」

彼の表情は崩れない

何を考えてるか全く思考が読めない

おそらくあたしの言葉になんか動揺していないだろう

「俺もあなたが嫌いです」

彼が笑顔ではっきりと言い切った

薄々気付いてはいたけれどこんなにはっきり言われたのは初めてだ

「……なぜ泣いてるの?」

彼に言われて初めて自分が涙を流していることに気付いた

何で?なに…これ

自分が何で泣いてるのかわからない

悲しくなんかない

つらくなんかないのに

何で出てくるのだろう

「俺に愛されたいの?」

「ち…がう」







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眠いのでおやすみなさーい^^^