「やってもいいけど、俺はつっこまれんのは嫌だからな」

いつまでも春樹の冗談に付き合うのもばからしい

こう言えば春樹も諦めると思った

だいたい男同士とかあり得ないだろ?

どうせいつもの春樹のバカな冗談だろ

「わかった」

……わかった?何が?

予想外の春樹の答えに俺は戸惑いを隠せなかった

「春樹、何か今日おかしいって」

「おかしくなんかねーよ」

さっきまでニコニコ笑ってたのにいきなり怒ったように叫ぶ

こんなに怒鳴った春樹を見るのは初めてで

正直どうすればいいかわかんなかった

春樹がぐっと近寄り…俺の手首を掴むとムリヤリ床に押し付けた

「ちょ…待てって…おちつけよ、春樹」

春樹が完全に俺の腰の上に乗ってて抵抗しようにも力では全くかなわなかった

「は…春樹…やめ」

怖かった

「和也和也和也和也」

何度も俺の名前を呟く

首筋に唇を押し当てられ吸われる感覚

春樹の体が熱くなり心拍数があがっていくのがわかる

「和也、俺を抱いてくれよ…それならいいんだろ?」

俺の耳元でそっと呟いた