「なぁ…和也、セックスしてみようぜ」

ニッと笑う目の前の男。

こいつの言ってる意味がわからず咄嗟の反応ができなかった俺……当たり前だが男である

目の前にいる俺の親友の春樹は未だニコニコ笑っている

一瞬聞き間違いかとも思ったが再び口を開き訴えてくる

「ヤらして?」

「…………お前ってホモだったの?」

拒否する言葉より疑問の方が先だった

今まで全くそんな素振りも無かったし…何よりコイツには彼女がいるはずだ

「別にホモなんかじゃねーよ…だって男のが気持ちいいっていうじゃん?」

………いやいや

何か色々と思考が追いつかないんですが

というか…何でさり気なく俺が女役なわけ?

「あぁ…大丈夫。ちゃんと手加減するし」

いや…そういうことじゃなくて
男同士でやるってこと自体…俺には無理な話なわけで

全く話が通じない春樹。
いつもの人なっこい笑顔でこちらの様子を伺っている