アベーバ伝説

アベーバ伝説

2013年1月、新たな細胞が発見された。その細胞は、aBE細胞、通称アベーバ。アメーバの会員数の増加によって急激な成長を遂げたが、一つ、弱点がある。それは、脳異常発達症候群……

Amebaでブログを始めよう!

 アベ中教授には、一人娘のアベ子がいた。15歳、お年頃である。アベ子はときどきアベ中教授に暴言を吐くようになっていたが、ある日、アベ中教授は、アベ子のとある一言に、絶望のどん底に陥らされたのだ。

「え~、父さん、「ameba」も知らないの?ダサいんすけど~」

アメーバ、そういえばCMでなんかやってた気がする。知らなかった…。と、アベ中教授は項垂れた。

「よし!俺もアメーバをやる!」

早速会員登録をした。でも、こういうのは詐欺の危険もあるから…と、会員数の増加を調べていた。すると、アベ中教授はあることに気付いた。

「アベーバの能力の増加と、傾向が一致している!!」


突然、辺りが光りだした。アベ中教授は、何が起こったのか見当もつかず、その美しすぎる神秘的な光景を目の当たりにしながら、立ちすくんでいた。そして、その光の中には、アベ中教授の一人息子、和弥がいた。

「かず…や?」


あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。


これは…「かぐや姫 」!


♪あなたは もう 忘れたかしら~

赤い 手ぬぐい マフラーにして~(ネタが通じない人はこちら


…いやん、トシがバレるわ、うふふ♪

わたち、ごちゃいでちゅ。←本気にしないでね。


話しに戻って。


「かず…や?」

アロンアルファの臭いが、まだうっすらと残っている。

「いや参ったなァ俺単細胞になっちゃったよ俺ってそんなバカかっつのところで父ちゃん…」

…たしかに俺は和弥を明るい奴に育てたはずだ。しかし、和弥はこんなに饒舌だったろうか…

アベ中教授は、まるで家の裏で道路工事をやっているような錯覚に襲われた。ベラベラベムベムベロベロと(後の2つは…) 絶え間なく続く和弥のしゃべりに、アベ中教授は思わず耳を押さえた。

「うるさーい!そこのブルドーザー!」

道路工事は、ぴたっと止んだ。しかし、道路工事は、まもなく再開した。

アベ中教授は、研究室をあとにして居間で牛乳でも飲もうと冷蔵庫の扉を開けた。しかし、牛乳は知佳(妻)が飲み干していた。しかたないので水を居間で飲んでいると、アベ中教授はあることに気付いた。

「NIHS4649の効果だ!」


というわけで、早速アベ中教授もNIHS4649を飲んでみた。しかし、なんともなかった。一晩経っても、一か月たっても、死ぬまでアベ中教授はバカなままだった。ということは、NIHS4649は失敗作だったのだ。だとしたら、あのブルドーザーはいったい…

アベーバの死滅まで、あと1分を切った。なすすべを無くしたアベ中教授は、もうすでにアベーバをあきらめていた。

「短い命だったけど、俺は、世界を変えた。お前のおかげだよ。ありがとう…」

※アベーバは、人類のなんの役にも立ちません。

しかし、アベ中教授はあることを思い出した。

「そういえば、俺のペンケースににアロンアルファ入ってたかも…」

アベ中教授がペンケースを覗くと、案の定使いかけのアロンアルファが入っていた。

「そうそう、『けいおん!』のフィギュアを修理するときに使ったんだった!ソウデシタソウデシタ」

…何やってんこれまでの話はぁッ!!ルァ!!!!!!なぜか大阪弁)

アベ中教授は、嬉々とした表情で研究室へと向かった。しかし…

「小指がぁッ!」

アベ中教授は、箪笥の角に小指をぶつけた。

「ぐわあぶかくかで…死ぬ!」

もうすぐアベーバも死ぬので注意。

そうこうしているうちに、残り10秒を切った。アベ中教授は、何とか椅子に座り、力の限り(アベ中教授の握力は僅か10kgである)アロンアルファをアベーバに塗りたぐった。

しかし、間に合わなかった。

3・2・1…



アベ中教授は、アベーバが死滅するのをただじっと見つめているしかなかった。

いや、アベ中教授がアベーバの死を看取ってやれることさえ、ありがたく思わなければならないのかもしれない。というのも、アベ中教授は非常に重大な過ちを犯してしまったのだ。

事件は、1日目の夜に起きた。アベ中教授は、店員に対する憤りとアベーバを救えない悔しさを胸に、ただ只管自転車を走らせていた。すると__

「ガッシャン!!」

アベ中教授は、顔面を思いっきり電柱に打ち付けた。アベ中教授の眼鏡は、跡形もなく崩れていた。

「眼が~~~~~~~~~!!」

注:アベ中教授は、天空の城ラピュタのムスカ ではない。

ただ、アベ中教授は異常なほど石頭なので、頭がい骨は無事だった。しかも、不幸中の幸いというべきか、アベ中教授の家は目の前にあった。なぜか普通に見える目で家へと帰ったアベ中教授は、鏡を見て愕然とした。

「眼が~~~~~~~~~!!」

注:繰り返すが、アベ中教授は、天空の城ラピュタのムスカ ではない。

アベ中教授は、眼から血が出ていることに気付かなかった。

アベ中教授は、入院することになった。

「こんなときにiPS細胞があれば…」

残念ながら、アベ中教授は山中教授ではないので、人類にとって何の役にも立たないaBE細胞しか持ち合わせていなかった。

アベ中教授は、入院することになった。当然、病室に顕微鏡などを持ち込むことはできない。アベーバの命は、絶望的となった。

しかし、アベ中教授は、アベーバのことだけではなく自分の心配もしなければならない。アベ中教授は、失明の虞があったのだ。

異変は、入院2日目の昼、つまり、アベーバが死滅する約6時間前に起こった。

「眼が~~~~~~~~~!!」

注:またまた繰り返すが、アベ中教授は、天空の城ラピュタのムスカ ではない。

アベ中教授の視界が、見る見るうちに霞んでゆく。緊急手術が行われた。アベ中教授の頭の中は、自分のアホらしい(←というよりアホ)行動に忸怩たる思いを感じていた。アベ中教授は、非常に後悔(公開ではない)していた。

「楽しみにしてた今週の『けいおん!』 がぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」

アベ中教授は、実はアニヲタであった。

手術は、3時間で終了した。奇跡的に、アベ中教授の視力は完治していた。

家へと帰ったアベ中教授は、鏡を見て愕然とした。←またかい

「口が~~~~~~~~~!!」

アベ中教授の口から、大量に出血していた。

アベ中教授は、急いで病院へと向かった。しかし、アベ中教授は無傷だった。なぜなら、その血は血ではなく昼ごはんのオムライスのケチャップだった。

余計な時間を費やしたアベ中教授は、アベーバを見て愕然とした。

「あ、忘れてた…」

残り時間は、1分を切っていた。今でこそアベーバは必死に活動しているが、あと数十秒するとアベーバは死滅する。アベ中教授は、なすすべもなく、ただアベーバを見守るしかなかった。

「ありがとう、俺のaBE細胞…」

作者は今、海藻を食べている。なので、回想してみる。


____アベーバは、生まれたときはただの人間の男の子だった。

2006年12月25日、アベーバは科学者のアベ中伸弥とアベ中知佳(山中伸弥の妻の名前は知佳である)の間に生まれた。名前は、アベ中和弥。(名前に特に意味はない)親子は、平和に過ごしていた。

しかし、事件は和弥が5歳のお正月に起こった。

2013年1月1日、アベ中夫妻は、和弥をひとり残してそろって福袋を獲りに阪急百貨店 に行っていた。アベ中教授は大阪在住である(4回目)。

その頃和弥は家で暫く我慢していたが、とうとう我慢しきれなくなった。

「のどが渇いた!!」

和弥は、あたりを見回した。和也は、机に置いてあるビーカーに目をやった。

ラベルには、何やら文字が書かれている。


AHTX4649”(アホトキシン ヨロシク)


これは、アベ中教授が研究していた、知的能力が著しく低下する液体である。しかし、AHTX4649は無色透明なので、和弥はただの水と見違えてしまった。

そして和弥は、子供にしては刺激が強すぎるであろうAHTX4649を飲み干した。

すると_________

目が覚めたらアメーバになってしまっていた!(コナンみたいに言ってみる)


「小さくなったら頭脳はない!何にもできない単細胞!真実はいつもひとつ!」←意味不明


福袋を手に帰ってきた夫妻は、和弥がいない…ということは特に気にかけなかったが、驚いたのは、机の上のビーカーの液体がなくなっていたことだ。

「あなた…」

「俺が研究していたAHTX4649が…」

夫妻は、涙していた。和弥がいなくなっていたことではなく、AHTX4649がなくなっていたことに。

仕方なく、アベ中教授はビーカーに僅かに残った液体を研究した。

すると、その中に思わぬものが入っていたことに気付いた。

「これは…単細胞生物!?」

それはアメーバかと思われたが、アメーバとは決定的に違うところがあった。それは、脳があることである。アベ中教授は、この生物を自分の名に因み「アベーバ」と名付けた。

アベーバは、すくすくと成長した。しかし、ある日、異変は起きた。アベーバが、分裂し始めたのである。

アベ中教授は、このような仮説を立てた。

 昨日、自分は誤って液体の入った瓶をこぼしてしまった。その液体は、「NIHS4649」といって、頭がよくなる液体である。NIHS4649は、ごく少量、アベーバが入っている瓶に入った。NIHS4649は強力なので、脳が発達しすぎてしまった。そして、脳異常発達症候群という病気を起こした。だから、アベーバが分裂した。

というものである。

アベ中教授は、必死だった。

アベ中教授は、早速スーパー玉出へと赴いた。

しかし、アロンアルファは、すでに売り切れていた_______

アベ中教授は、その場に跪いた。アベ中教授は、希望を失いかけていた。

「俺は、何てちっぽけなんだ…」

「俺は、何て意味のない奴なんだ…」

「俺は、何て無力なんだ…」

アベ中教授の脳裏には、15の夜が流れていた。

アベ中伸弥、50歳。50の夜に、アベ中教授は歩みだした。

アベ中教授は真面目なので、盗んだバイクで走り出すようなことはしない。

というか、そもそもアベ中教授は車やバイクの免許を持っていないので、仕方なくアベ中教授は自転車で走り出した。

アベ中教授は諦めず、大阪市内のすべてのスーパー玉出を訪れた。

「♪自分の自転車で走り出すぅ~

行く先は~解ってる~けどぉ~

暗い夜の玉出ぇ~のぉ~中へ~えぇえ~…」

アベ中教授は、尾崎豊 のファンである。(ネタが通じない人はこちら


3時間後、アベ中教授はすべてのスーパー玉出を回った。

しかし、アロンアルファは、どこにもなかった。

アベ中教授は、ひらめいた。

「そうだ!関西スーパーへ行こう!」

繰り返すが、アベ中教授は大阪在住である。

アベ中教授は、関西スーパーへ行った。しかし、アロンアルファはなかった。

しかし、アベ中教授は挫けなかった。

「コンビニだ!」

No.2でも述べたが、アベ中教授は「アホ中教授」の異名をとるほど頭が悪いので気づかなかった。(繰り返すが、なぜaBE細胞を作れたのだろう)スーパーより小規模なコンビニにアロンアルファがおいているはずがないということに。

しかし、アベ中教授は思い出したように、

「ホームセンターだ!」

と叫んだ。

まわりの人からは、白い目で見られている。

アベ中教授は、気にせず走り出した。白い白衣が(白衣が白いのは当たり前である)マントのように靡く。

アベ中教授は、コーナン へと走り出した。アベ中教授は、大阪在住である(3回目)。

「てれれーれー、てれれーれーれーれれー…」

これで意味が分かった人は天才である。ちなみにこれは名探偵コナンのテーマソングである。

(通じない人はggr)

「あった!」

アベ中教授は、コーナン南津守店へ来ていた。

南津守へきたつもり。

…さて、アベ中教授は、叫んだ。

「あった!!!!!」

その声がうるさすぎて、店員が、

「他のお客様の迷惑となりますので、二度とここへはいらっしゃらないでください。」

と静かに言った。

アベ中教授は、その場に跪いた________

アベ中教授の闘いが始まった。

さすがのアベ中教授でも、分裂した細胞を一つにするという作業はかなり困難だった。

「どうしたらアベーバを救えるのか…」

考えに考え、1時間が過ぎようとしていたころだった。

「そうだ!」

アベ中教授はひらめいた。

思いついた方法は、こうだ。

まず、スーパー玉出 にて(アベ中教授は大阪在住である)アロンアルファ を大量購入する。

そして、それをアベーバにくっつける。

という、天才科学者にしてはかなりやや幼稚な発想だったが、アベ中教授は「アホ中教授」という異名をとる馬鹿なので(なぜaBE細胞を作れたのだろう)それしかなかった。

ちなみに今のアベーバの数は2匹。アベ中教授は、楽勝だと思っていた。

しかし、それは油断にすぎなかった___

                            

 2013年1月、新たな細胞が発見された。その細胞の名前は、 aBE細胞、通称アベーバ。アベーバは単細胞生物だが、不思議なことにアベーバは短時間で急激な成長を遂げた。原因は、株式会社サイバーエージェントが運営する「ameba」の異常な会員数の増加によるものと考えられている。アメーバの会員数の増加によって、アベーバの能力も増加するのだ。こんな特殊な単細胞生物は、世界でも初めてだった。アベーバが発表されたことは、人類における大きな進歩だった(しかしそれは人類にとって何の役にも立たなかった)。しかし、アメーバの異常な会員数の増加は、アベーバにとってもいいことだらけではなかった。というのも、アメーバの会員数が急激に増加しすぎると、脳異常発達症候群、略称NIHS(Nou Ijyou Hattatu Syoukougunn)を発症する。(本来アメーバに脳はないのだが、アベーバは例外である。)NIHSを発症すると、アベーバは1時間ごとに2つに分裂する。しかし、アベーバはその分小さくなるため、分裂しすぎると(大きさが0.7zm未満になると)全てのアベーバが死滅してしまう。世紀の大発見を台無しにしてはいけないと(繰り返すが、これは人類のなんの役にも立たない)立ち上がったのは、アベ中伸弥教授。アベーバを発見し、アーベル医学・生理学賞を受賞した人物だ。アベ中教授は、アベーバを救うことに必死だった。しかし、アベーバを救うことは容易ではない。なぜなら、もともとのアベーバの大きさは0.03mm(アベーバはチビなのである)。0.7zm(=0.000000000000000000000007mm)未満になるとアベーバは死滅する。アベーバは1時間に2つに分裂するので、

0.000000000000000000000007^χ=0.03

χ=約5000000000000000000000   

2^y=5000000000000000000000

y=約70

つまり、残された時間は約70時間。つまり、3日である。

時間との闘い。どうする、アベ中教授。