しまなみ海道(瀬戸内海横断自転車道)はもはや誰でも知ってるサイクリングロード。近年のランキングとしては揺るぎない1位を獲得し続けています。
この結果は当分覆る見込みはなく、橋を爆破でもしない限りはサイクリストの楽園として存在し続けるでしょう。
まさにキングオブキングです。
大分県に素晴らしい道があるらしいぞ
しかし、日経新聞2003年ランキング1位、2010年ランキング2位という素晴らしい結果を出しているサイクリングロードが大分県にあるのは知らない人が多いのではないでしょうか?鉄道の廃線跡がサイクリングロードとして整備されるという、近年では全国の至る所でよく聞く話がここにもあります。しかし、過去1位に選ばれるほどのサイクリングロードであるのであればサイクリストの端くれであれば走って経験しておくべきではないでしょうか?
【参考】メイプル耶馬サイクリングロード | 大分県中津市
大阪からの交通手段でベストを選択しよう
今回もDAHON Curve D7を車載して巡ろうか?とも考えました。しかしパッと思い出すだけでも近年5度以上九州へ渡っており、行きたい場所は行き尽くした感がありますのでパスすることにしました。(ちなみに→にあるNSXの写真は2014年の11月に長崎の雲仙温泉で撮影したものです。)
ここは、輪行をもっともっと経験しておくべきだろう。そして、リッチな気分を安価にエンジョイできる。そんな思いでフェリーを選択することにしたのです。
大阪からは2社のフェリーが今回のサイクリングロードへアクセスできます。
1つは大分県の別府方面(別府観光港)への、さんふらわあ。そしてもう一つは福岡県の新門司方面(新門司港)へは大洋名門フェリーです。福岡県というと随分離れているように感じますが、直線距離では大差ありません。ただし、中津駅までの列車乗車時間を見ると福岡県側はプラス30分の時間が必要なようです。
お金がないから・・・
そんな話(言い訳)をよく耳にします。
大丈夫だ、問題ない。
さんふらわあには大きなアドバンテージとしてこの0泊3日の弾丸フェリーというダントツに安いキャンペーンがあるのです。
滞在時間は短いもののコストパフォーマンスは最高です。サイクリングロードだけが目的なのであればこのキャンペーンを使うに限ります。
ちなみに往復10,000円はツーリストという大広間に雑魚寝するプランです。雑魚寝はチョット…というなら1名用のスタンダードシングルがあります。コスト差は往復で7,000円。1.7倍を高額と捉える人がいるかもしれませんが、フカフカベッドで眠れて、プライバシーが存在するのも魅力的です。大人数ならワイワイできるのでツーリストもありですが、一人ならやっぱり個室に限ります。
調べておくべきこと。
まずはフェリーの出発と到着時刻ですが、日曜日~木曜日は大阪南港19:05発、別府観光港06:55着、別府観光港18:45発、大阪南港06:35着です。
今回は別府観光港から最寄り駅である別府大学駅までの2kmは自転車を使い、そこからJR九州日豊本線で中津駅(サイクリングロードの最寄り駅)へ列車で輪行します。
少し問題なのは初っぱなの別府大学駅での列車の連絡が船と噛み合っていないことです。列車の本数もラッシュ時間と思えない本数で、フェリー到着後すぐの7時2分に列車が出た後はおよそ1時間待たねばならないのです。
朝の7時前に別府観光港へ到着しながら、8時4分の列車に乗り、9時19分中津駅着と思ったよりスタートは遅くなってしまうのです。
さて、次の計画としてサイクリングロードの帰り道は守実温泉-中津駅前へ1時間で結ぶ路線バス(大交北部バス)を利用します。同じ道を往復するのは面白く無いですし、無駄な時間を過ごす必要もありません。
ローカルバスあるあるで調べておくべきなのは時刻表です。数時間に1本というのはよくある話でタイミング次第では諦めるしかありません。
なかなか手ごわい。
選択肢として13時しかありません。次の15時30分ではフェリーの出発時刻に間に合わないのです。なお、路線バス最悪のパターンとして、自転車持ち込みのお断りを想定しなければなりません。その場合は自走で帰るしかありません。ただし、今回はそれを織り込んでも時間的に問題はないでしょう。
まあ、片道36kmですから6時間で往復してもギリギリ帰ることはできるはずです。食事したり温泉に入ったりする時間の余裕が無くなるだけです。早く戻ることができれば別府駅周辺まで繰り出して町をポタリングしたいものです。
いよいよ出発です。
我が家からの一般的なルートでは難波方面へ向かって地下鉄(ニュートラム)に乗り換えて行くようです。ですが、輪行しながら大きく遠回りするのも面倒。そんなわけで、堺東駅から直接南港へ向かうことにしました。15時過ぎに出発。フェリー出港までおよそ4時間と十分に余裕があります。
駅までは自転車で行き、改札前で折りたたんでささっと輪行バッグへ。折りたたみから輪行バッグへの収納時間は3分くらいです。
この時間だからガラガラだろうと思ったら列車は満席で座ることもできませんでした。高野山からの観光組っぽいですね。
堺東駅からは大和川を目指し、府道29号線を行きます。
大和川を大阪市側へ渡るとこんなに広い自転車と歩行者の専用道が用意されていました。車で走っている時にはまったく気づかなかったです。ここをひたすら走った先に南港があります。
あまりにもスムーズな道なのであっさり起点(大和川河口)に到着してしまいます。
この地点で堺東駅出発からおよそ40分経過した16時30分。このままでは大幅に早く到着してしまいます。そんなわけでハイタッチ!ドライブで取得できていない駅を取りに行ったりと南港内をポタリングです。ちなみに今日まで、南港内に学校があったり、マンションなどの居住区があるとは知りませんでした。なるへそねー。
それでも早く到着してしまいました。とりあえず、ATCの裏手まで来て、さんふらわあ あいぼりと記念ショットです。さんふらわあは1日1便なので、朝に到着したら夜まで待機しているようです。待機してはいますが、船内に入れるのは出港1時間前からです。
コスモターミナルへ潜入セヨ!
ATCの裏側にはフェリー通路と通路へ上る階段があって、通路を逆走すればターミナルへ行くことができます。自転車を抱えて駅側から潜入するのは距離もあってナンセンスです。早速、階段を駆け上がりターミナルで乗船券を貰うことにしますよ。
フェリーターミナルといえば、施設が用意されているものですが、ATC(アジアトレードセンター)の2階に店舗へカムフラージュした大阪南港コスモターミナルがあります。
ターミナルの左側にはガストが大きな口を開けて構えており、通路を入った所にはローソンという毒牙が用意されています。ローソンの正面に待合室があり、準備が整うと呼びに来てくれますので時間が余ればそこで待機するのが望ましいでしょう。
チケットを入手セヨ!
今回はクレジットカード支払いでしたので、チケットを受け取るには支払ったクレジットカードの提示が必要でした。今回はスタンダードシングルです。3分割になっていて、チケット発行時とフェリー乗船直前での2回に渡り左右の乗船券が回収されます。通路自体は見送り客でも自由に歩けるますが、アイテムを持っていないならフラグが立たず直前でストップが入ります。
フェリーへ潜入セヨ!
18時には船内への案内が始まったので、連絡通路から船内へ向かいます。この通路結構な距離がありますので肩がけした輪行バッグが非常に重く感じます。入るとすぐに案内所。そこで、チケットの控えを見せれば部屋のキーを貰えます。
通路はなんとかなるのですが、ドアが割と小さいので自転車を肩に掛けたままだと幅はかなりギリギリです。ロードバイクのような大きい車体は通路も割と狭いのでドアに向かって90度転回するのも大変かもしれませんね。
部屋にはビジネスホテル同様に机は用意されています。しかし、コンセントの空きはありませんのでPCを使う場合はバッテリ駆動させるか、テレビのコンセントを抜いて拝借する必要があります。
洗面台にはコンセントが1ヶ所用意はされています。鏡下のダイヤルは洗面台ライト調光機能用。そして、ドア横のスイッチは部屋のライト2箇所、ボリュームつまみは船内放送の調整用です。空調は自動になっており、乗船客が操作することはできません。暑ければなすすべはなし、寒ければ毛布を被れということです。
洗面台の反対には毛布が用意されています。
ベッドの上はシーツが最初から引かれておらず自分でベッドメイキングを行う必要があります。他には浴衣、フェイスタオルがセットで用意されます。
なお、枕の大きさから察することができると思いますがベッドの幅は広くありません。寝返り方によっては1回転でゴートゥーヘルです。
枕元の照明にはコンセントが1つあり、スマートフォンを充電しながら使用することもできます。しかし、運行中は瀬戸内海の真ん中を進むので電波は最低限しか入らないことも多い上に、船内で用意されている無線LANも3Gの電波1本より遅いレベルで殆ど使い物にはなりません。おそらく128Kbps程度だと思われます、
食料を探せ!
出港まで1時間近くありますが、お腹は減ってます。
安心してください。レストランや売店は18時からオープンしてスタンバイしています。
食事は自販機の焼きオニギリシリーズもありますが、レストランは1つのみで夕食はバイキング(1540円)しか選択できません。種類は和中洋揃っておりかなり豊富。ドリンクバーは種類が少ないものの自由に利用できます。ビールは1杯500円なのでレストラン内に併設されている自販機を使う人が多いようです。
他にも種類は少ないですがサラダバーや、デザートが用意されています。しかし、欲望のままに色々と掻い摘み、大好きなサーモンのお刺身は何度もおかわりしました。しかし、胃の大きさは変わらないのですぐにいっぱいっぱいになりました。
ちょっと一息は入れますが、翌朝は早いので今夜は22時には就寝することにします。そう考えると、船内で過ごす自由時間は意外に余裕がありません。時間を持て余すと思って雑誌を購入していましたが、あまり読むこともありませんでした。
本日の走行結果
Cyclemeterの走行詳細データはこちら。思ったほど堺東駅と南港は距離が離れておらず、下道を使って車で南港へ行くときに感じる面倒さがありませんでした。南港へは何度も行ったことがあるものの地理も把握していませんでした。しかし、今回のポタリングでほんの少し分かったような気がします。
ちなみに、18日は私43回めの誕生日でした。(つづく)
【参考】バイクライド | どげんかせんといかん九州! 近辺 | タイムと記録 | Strava
2016年5月18日水曜日
バイクタイム: 53:13
停止時間: 36:29
距離: 14.27km
平均スピード: 16.09km/h
☆累計走行距離: 762.8km














