こんにちは。

東京都議会議員(品川区選出)の

阿部祐美子です。

 

昨日日28日から

東京都議会第3回定例会がスタートしました。

会期は10月13日まで。

 

初日は知事所信表明と

東京都民の選定同意、

無免許で事故を起こして長期欠席中の

木下議員に対する再度の辞職勧告決議

などがありました。

 

木下富美子氏に対する2度目の辞職勧告を決議した東京都議会=28日午後、新宿区

(写真は、辞職勧告決議案の起立採決。本日付 jiji.comの記事 より)

 

1 知事の所信表明の概要

 

【オリンピック・パラリンピックを終えて】

〇サステナブル・リカバリーの視点から

あるゆる政策の進化を図る。

 

【コロナ対策に力を尽くす】

〇医療提供体制の確保と感染収束対策、

経済再生のために3387億円の補正予算を編成。

〇新たな臨時医療施設や酸素・医療提供ステーションを含め

病床等を9200床まで引き上げる。

自宅療養では、妊産婦への助産師による健康観察や

オンライン診療システムを活用。

〇ブースター接種に向けて都医学総合研究所で研究。

繁華街や高齢者施設、学校・保育所等での検査整備。

〇飲食業・観光業を重点的に支援。

 

【オリ・パラのレガシー】

〇パラスポーツの振興のため

活動の場や機会の確保と人材育成。

〇同性パートナーシップ制度の実態調査を開始。

〇特別支援教育の時期実施計画策定に向けた検討に着手。

〇都立高校の男女合同選抜へ定員緩和を全校に拡大。

 

【世界の中で輝く東京】

〇建物のゼロエミ化や水素関連技術の活用など世界に発信。

環境基本計画の改訂に合わせて環境政策を強化。

〇脱炭素化を資金面で支える金融市場を構築。

〇地下鉄8号線の延伸と品川地下鉄の整備の

早期事業化と、臨海地下鉄の検討

 

【DXの活用】

〇西新宿でバスやタクシーの自動運転の実証実験。

〇デジタル技術を使って災害時の避難ルート提示や

帰宅困難者滞留状況の可視化など。

〇都立高校での1人1台端末へ補助制度。

〇DX推進に向けた行動指針の策定

 

2 名誉都民の選定

宇井理生 氏

 (薬学・生化学研究者)

小田島雄志 氏

 (英文学者・翻訳家)

室井摩耶子 氏

 (100歳の現役ピアニスト)

 

3 木下議員への辞職勧告決議

7月の臨時会に続き、

2度目の辞職勧告決議案が可決されました。

議会としては重たいもの、ですが

法的には拘束力はありません。

事故そのものだけでなく、

1日も出席していない木下議員が

満額報酬を受け取ることも

都民感情に反するものです。

 

都議会立憲民主党ではこのことを念頭に

長期欠席の議員に対する

報酬の減額について条例検討を重ね

都議会の議会運営委員会で提案。

都民ファーストと維新の会も共同提案者となり

この日の本会議に提案しました。

ただ、議会内には慎重論も根強く

実効性ある方策に向けて

模索が始まりそうです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご意見、ご感想はこのブログのコメント欄、またはFBページInstagramまでお寄せください。