本当に亡くなられたんだなぁ…って、昨夜 やっと 実感として受け止める事ができた。

昨年の5月に、訃報が届いてスグに地方での仕事で東京を離れた。

その為に‥お別れに伺えず…私の中で、まだ 三木先生は生きてらっしゃるような気さえしていた。


でも、昨夜

献花をさせていただいた時に‥先生のお写真を目にした途端…涙をこらえる私が居た。

でも…

黛ジュンさん 奥様と 目を合わせた時にはもう…涙が溢れ出した。

ジュンさんの「し~ちゃん…ありがとうね」の言葉は、心を叩いた。


ジュンさんとは、とっても仲良くしていただいているので、プライベートで 三木先生・奥様・ジュンさんと お食事をした時を思い出す。

三木先生のディナーショーで、三木先生が私の[突然の愛]を歌って下さった事を思い出す。

三木先生のお宅でのホームパーティーで、ビンゴゲームを盛り上げようと張り切っていらした三木先生が懐かしい。

ジュンさんの35周年のパーティーで、三木先生と三木先生のお兄様⇔二人のお兄様が見守っていらした…あの頃が、ついこの間の出来事のように思い出される。


ジュンさんからも、三木先生からも 電話やmailをたくさんいただいている。
本当に仲の良い兄と妹で、どんな時でも最後の言葉は「し~ちゃん、兄を宜しくね」『し~ちゃん、ジュンを宜しくね』だった。

私は、この一年 三木先生の言葉が耳にこだまし、ジュンさんの事が心配で心配で・‥…何か、私で力になれないかと 私なりに励ますつもりで いろいろ声をかけていたけれど、なかなかジュンさんに元気を取り戻してもらう事ができず・‥…やっと今年になって 一緒に食事に行けるようになってきていた。

ジュンさんが、「し~ちゃん、兄の出棺の時に‥ずっと…みずいろの手紙が流れていてね、なんかよけいに悲しくなっちゃって…」って話してくれた。
駆けつける事が出来なかった自分が辛かった。


昨夜は、三木先生の曲が たくさん流れた。


ちょうど、ジュンさんと話をしている時に‥流れた…みずいろの手紙が・‥…。

ジュンさんと見つめ合って、瞬間的に また 二人で手を握って泣いてしまった。

500名の方々を お見送りする曲に、みずいろの手紙が選ばれていた…。
何度も何度も繰り返して‥。


20日の歌謡コンサートの中
実は 歌っていた時に‥ふと、涙が出そうになった瞬間があった。

阿久 悠先生
三木 たかし先生
この お二人に、[コーヒーショップで]を作っていただけたから、今の私があるんだなぁ…と 改めて NHKホールのステージの上で感じてしまったの。
そして お二人と お別れしたんだなぁと…。


昨夜、どなたかが私に言って下さった言葉
『だからこそ、今まで以上に大切に歌っていかないとね、し~ちゃん』
そのとおりだと思う。

しっかり、大切に歌いつづけます。

三木先生の御冥福を お祈りします。

阿久先生の御冥福を お祈りします。



☆静江☆