私は小さな町の町はずれで育ち
いわゆる核家族
外から引っ越してきた
公営住宅の住人
地元の神社の祭りも
ほとんどご縁のない
町のはずれに住んでいて
しいて記憶にあるのは
ひろい田んぼの向こうに見える
一つの集落のはずれに小さな神社があって
祭りの日には大きなのぼりが立っていて
祭りなんだなあと
子供ごごろに心が躍ったものでした
府中市にある祭り用品の専門店
祭り専門店が存在していることに感動でした
ひょっとこのお面をかぶっているのは
三歳くらいの背格好のマネキン君
足のポジションからするともう少し幼いかなあ
鈴木屋さん あっぱれです
時間があれば店内を見て見たかったけど
その存在に外観で感動したのでした
さて話は戻りますが
ある年 同級生がその集落の住人だったことで
のぼりが立った祭りの日に
屋台の出ている神社に出かけていきました
祭りがうれしかったのは
私だけではなかったようで
子供たちはみんな心が躍っていたのでしょう
特別に買い物できる特別な日でした
そこである事件を目撃したのでした
昔子供だった皆さんしかわからないかもしれません
BB弾(この表記であっているのかどーか不明です)
という男子に人気の商品がありました
今は無くなったのでしょうか
そういえば聞きません
事件が多発したからかな?
このBB弾
マッチのようにマッチ箱の側面でシュッとやり
ぽいっと投げて パンと大きな音が出る
小爆発
女子は手に持つ花火を見つめて楽しみ
男子はパンパン音を立てて楽しかったのでしょうね
BB弾にはマッチ箱が不可欠でした
そして 何が起こるかなんて
子供は想像できなかったのですね
一人の男の子が
数本のBB弾を屋台で買い
マッチ箱と一緒にポケットに入れて
歩き始めたらしいのです
パンパンパパン パパパパン
歩いたことでポケットの中で
BB弾とマッチ箱がこすれて
爆発が起こったのですね
ポケットのあたりが焦げているのを見た記憶が
おぼろげにあります
その男の子もびっくりはしていたようです
やけどしたのだろうな
ズボンが一本ダメになって叱られたかなあ
音の終了とともに
何事もなかったように祭りが続いていました
そんな時代でしたね
そういえばこんなお店の存在も これは清瀬の方でしたか
猟銃があるということは銃を売る店もあれば銃弾を売る店もあり
火薬を扱う店もあるということですよね
日常ご縁がないものに出会うと小さな感動がわきます
町を歩いていてもいろいろ発見・感動がありますね
今日も訪問ありがとうございました