フランスで食べる各国料理 その1
はい。阿部秀之です! 僕はフランス料理が大好きだ。でも、3回続けて食べたら、4回目はちょっと勘弁してほしいと思う。いまはフランス料理も軽めなのが流行といっても、やっはり重たい。それにパンだけでなく、ご飯が食べたい。麺もいいな。そんなときフランスって国は、実にさまざまな料理があるんで助かる。
ご飯といえば、まずはパエリャ。ご存じ、スペイン料理だけど、フランスでもポピュラーだ。デパートのお総菜売り場なら必ずといっていいほど、パエリャがある。ただしこれは、電子レンジを持っていないと暖められない。レストランやカフェでは、週末にパエリャを日替わりの1品としてつくる店がある。見つけたらランチに最高だね。
ほらね。サフランがいい色出している。具もいろいろ入って感じいい。ただ、ちょっと注意したいのは、5~6種類のパエリャのポスターをドーンと貼ってある店。これは冷凍食品だ。フランスだけでなくスペインでもこの手の店が増えつつある。なんでわざわざ旅行して冷凍食品を食べなきゃいけないんだよ(笑) イタリアのパスタにも同じような冷凍食品があるんで注意しよう。ポスターとか綺麗な張り紙に誘われないことだ!
さてつぎはカレー。インド料理もひとつの街に1軒はあるなぁ。プライスも安価。これはチキンのカレーとエビカレーね。
インド料理屋のご飯はすごいよ。本当にパラパラ。お皿に盛ると乾いた音がするほど(笑) こういうご飯がイヤな人は、ナンを追加するといい。
あとチャイニーズのメニューからもう1品紹介したい。チャイニーズは、たいていどこの店でも鴨麺とか、焼鴨麺とかがある。はい。これ。チャーシュー麺ならぬ鴨麺だ。鴨好きにはたまらない。ただし、麺の当たりはずれが大きい。この店は当たりで固い麺だったけど、麺がぐちゃぐちゃに柔らかい店もあるので、そのときはごめん。
同じ理由で、スパゲティはオススメしない。フランスのスパゲティは最悪だ。どうしてあんなに茹でちゃうんだろうか? ドイツ人よりはまだいいけど。給食で懐かしいソフト麺のようだ(笑) イタリア人もちょっと教えてやればいいのに、と常々思っている。とかいって、イタリアでも柔らかいやつあるよね。イタリアの場合はただの手抜き。観光客用に作り置きをするからだけど。