プロヴァンスふう | はい。阿部秀之です!

プロヴァンスふう

はい。阿部秀之です! フランス料理って、~ふうってのが多い。ノルマンディふう、ブルゴーニュふうなんてね。~ってのは、その土地の特産品で味付けしてあるのが普通だ。プロヴァンスふうってのもある。プロヴァンスってのは、アビニョン、ニーム、アルルあたりをいうのだけれど、なんとなく可愛らしいイメージで日本人には人気だ。田舎で素朴でって感じかな。

プロヴァンスふう


実際に行ってみても、その通り。レストランなんかでも可愛らしいもの。ほら、窓だってプロヴァンスふうは可愛い。

プロヴァンスふう


では料理のプロヴァンスふうが、具体的にどんなかっていうと、オリーブごろごろ、オリーブオイルどばどばで、けっこうハード。たとえばプロヴァンスふうのサラダは、かなりのオリーブ攻めにあう。

プロヴァンスふう


ただ、サラダぐらいならぜんぜんOK。問題はメインでプロヴァンス料理を頼んだとき。すごいよ。これは子羊のプロバンスふう。トマトケチャップとオリーブオイルでしっかり煮てある。

プロヴァンスふう


そのくどいこと、くどいこと。全部食べたら(食べるけど)、しばらくプロヴァンスふうは勘弁という気持ちになる。

プロヴァンスふう


しかもデザートも食べる。その甘いこと!

プロヴァンスふう


口に直しにエスプレッソを飲む。その苦いこと! 

プロヴァンスふう


プロヴァンスふうを楽しむには、強じんな胃袋が必要っす(笑) 食後にプロヴァンスふうの窓からのぞいているネコを発見。いつも遊びに来ているらしい。

プロヴァンスふう


勘定を済ませて外に出ると待っていてくれた。しばしゴシゴシしてから別れた。いまごろどうしているかなー