フランス人とワイン、そして水 | はい。阿部秀之です!

フランス人とワイン、そして水

はい。阿部秀之です! またまたフランスネタなんだけど、今日はワインと水の話。昔は、フランス人って、毎晩すごく良いワインを飲んでいるんだろうなーって信じていた。僕の勝手なイメージでね。実際にワイン屋に行くと、こんなにごっそり並んでいるしさ。ほら。

ワインと水


でもフランスに度々行くようになって、なんだ、そうでもないじゃん、ってことがわかった(笑) 考えてみたら、日本人だからって、毎晩、そんなにすごい日本酒で晩酌はしていない。それと同じだね。


どんなワインを飲むかは店で決まる。僕はフランスのレストランを3種類に分けている。20ユーロか、それ以下で前菜、メイン、デザートが食べられる庶民的な店。50ユーロ前後のちょっと洒落た店。100ユーロ以上する☆つきだ。ワインは料理のプライスとほぼ同じというのが相場だ。


僕が旅行中にもっとも多く行く庶民的な店では、パッと見は豪華そうでも、ちゃんと安いワインが用意されている。

ワインと水


庶民的な店でのオススメは、カラフェ(とっくりのようなもの)に入ったお徳用のワイン。ちゃんと白、赤、ロゼが用意してあって、サイズによるけど、5~10ユーロぐらい。ボトルのワインを頼んでいる人のほうが少ない。感覚的にいうと、居酒屋で、熱燗ねとか、冷酒ねといっているのと似ている。

ワインと水


庶民な的なレストランで、このユーロ高のときに中途半端に高いボトルのワインなんか頼まなくてもいいんだよ。みんなと一緒にカラフェでOK! 味はというとだいたい軽め。でも、まずいわけじゃない。いいレストランにいったときは、バリッとしたのを頼もうよ。

ワインと水



ところで海外旅行というとミネラルウォーターがつき物だ。売ってなくて探し回った経験がある人も多いのでは(笑) フランスでは、店でミネラルウォーターを頼む人は減った(高級店は別だけど)。実はフランスの水道水は飲める。ツアーの添乗員や現地ガイドがミネラルウォーターをすすめるのは、「水道水が飲めますよ」といって、もしものことがあったら困るからだ。僕も撮影ツアーに同行することがあるけど、参加者にはミネラルウォーターをすすめるもの(笑) ただし、古い建物に住んでいる人は、配管の古さを気にして、家ではミネラルウォーターという人も多い。僕もホテルの水は飲まない。

ワインと水


売り上げが頭打ちとなっているからか、ミネラルウォーターの会社は、新商品を開発した。なんと味付きの水だ。清涼飲料やジュースほど味はなく、飲むと水なんだけけど、確かにフルーツの味と香りがするって感じだ。これはヴォルヴィックのイチゴ味。持ち歩ける小さいサイズと1.5Lがある。

ワインと水


日本で売っているかどうかは、チェックしていないんでしらない。かなりクセになりそうな味わい。旨いんだよ。グビグビ飲んじゃう。う~ たまらん! 飲みたくなってきた。