フランスでも冬の味覚は牡蠣 | はい。阿部秀之です!

フランスでも冬の味覚は牡蠣

はい。阿部秀之です! ちょっとバタバタして更新できなかった。とぎれついでに旅行記を書くことにした。これまでクロアチア、ポルトガルなどを記してきたけど、僕がもっとも詳しいのはフランスなんだ。自慢ぽくってちょっと恐縮。すんません。日本ではすべての都道府県所在地行ったことがある。フランスもほとんど同じ。僕のフランス通いはもう20年以上になる。


さて、日本で冬の味覚といえば牡蠣。仙台産も広島産も厚岸産も、それぞれの旨さがある。フランスでも牡蠣をよく食べる。採れる場所も種類も豊富で、必ず明記されている。生でレモンかビネガーをかけて、食べることが多い。レストランで頼むときは、6コ、9コ、12コというように頼む。

フランス牡蠣


牡蠣だけでなく、海老や蟹、貝類などを盛り合わせた大皿もある。場所、店のランク、具の量と種類によってプライスはさまざま。1人分で30~60ユーロ。オマール海老が入るともうちょい高くなる。この写真のはたしたことはない。

フランス牡蠣


蟹が立派に見えるけど、この蟹の身は、爪と脚の付けねのところぐらい。ただ、蟹ミソがぎっしり詰まっている。蟹ミソを食べるための蟹だ。
フランス人はムールやアサリも生で食べる。大丈夫かな? と思いながらつい食べる。いまのところ当たったことはない。巻き貝は煮てある。これがちょっとピリ辛で美味しい。

フランス牡蠣


パリなら街中どこででも、こういった魚介を食べられるけど、新鮮で安価ものというなら、北駅の前がオススメだ。このあたりのレストランなら60ユーロ程度の1人分を頼めば、2人でお腹いっぱいになる量がくる。2人で1人分で問題ないのかとか、魚介類は前菜扱いだけど、メインを頼まなくていいのかとか、心配する必要はない。OKだ。
ワインはミュスカデかシセロンなどのさっぱり系を頼むのが基本。

フランス牡蠣


でも、フランス人は、ロゼを頼んだり、赤を頼む人もけっこう多い。庶民的な店では、ズーズーと、音をたてて飲み食いさえしなければ、特に決まりはない。ご自由に、どうぞ。