ニコンD40発表 | はい。阿部秀之です!

ニコンD40発表

はい。阿部秀之です! 昨日は朝から電話がよく鳴った。「ニコンD40」 が発表されたからだ。すでに国外のサイトにはアップされていたから、スペックもある程度はわかっていたはずだけど、いざ発表されたとなると聞いてみたいらしい(笑)


「ねぇ、D40、どう? いい? 使ったんでしょ。もしかしてそこにあるんじゃないの?」


ほとんどの人がそう聞いてくる。で、いちいち答えるのも大変なんで、誰もが聞くことについて書いておくことにした。


●D40がいいカメラからどうか?

ひとことで言えばとても良くできている。まずは、小さい軽いこと。これはダントツ。一眼レフであることを忘れさせる。1日ぶら下げて歩いても肩がこらない。ポシェットでも下げているかのようだ。

6.1メガに不満はない。普通に使うには十分だ。プリンターさえよければ驚くほどの大伸ばしもできる。1画素が大きいおかげでノイズがなく、夕景夜景は特に綺麗だった。

バッテリーは、小さくなったけど超長持ちだ。操作部も細かな配慮がされ、かゆいところに手が届く。フルオートでもストロボON/OFFが選べたりする。ゴミ取りに関しては、メカはないものの対策はある。もちろんメカ的なものも今後はほしいと思う。

クリスマス&年末商戦では、ズバリ、売れる!


●AF-SニッコールでないとAFが作動しないことについて?

このクラスのカメラを買う人は、過去のレンズ資産なんてないし、Wズームセットか、高倍率ズームを手にしたら買い増しもしない。であれば、AF-SニッコールでしかAF作動しなくても実用上はまったく問題はないはずだ。もっとも個人的には、大好きな35mmF2がAFで使えればさらにいいとは思うよ。でも、それをいっちゃあ、おしまいよ(笑)

また18~55mmは以前からとてもよく写った。今回、小型超音波モーター化したが、描写力は変わらずに素晴らしい。この18~55mmが付いて7万円弱、18~55mmと55~200mmとのWズームで9万円強はお得だ。もし僕が買うなら、18~55mmのセットだろう。


●D40のようなカメラをニコンはつくっていけないか?

中にはこんな人もいる。

「ダメですよね。こんなカメラつくっているようじゃ。しっかりしろってニコンにいってくださいよ」

「5点だったAFエリアが3点になるなんて、後退じゃないですか。ニコンらしくないです」


こういう意見を聞くと、彼らは本当にニコンファンなのだと思う。この人たちのおかげでいまのニコンがあるのも事実。でも、僕はまったく、少しも、微塵も、ニコンがD40のようなカメラをつくってはいけないと思わない。

じゃあ、ニコンは高級機しかつくっちゃいけないのか。ニコンらしさとか、ニコンのイメージというけど、めまぐるしく変わる世の中でニコンだけが、変わっちゃいけないのか。3年前といま、まったくちがうことをやっている会社なんていくらでもある。いまや老舗の料理屋だって、コラボ企画でコンビニの弁当つくるんだぜ(笑) ニコンが小さく簡単で安いのをつくってもいいじゃないか。


AFエリアが3点になったのを見て、僕は喜んだ。長年、写真教室をしているからわかるけど、ビギナーには5点のAFを選ぶことすら大変なんだ。3点ならずっと選びやすい。すべての製品が自分のためにあるわけじゃない。行き過ぎクンたちはコレがわからないからなぁ。まぁー だから行き過ぎクンなんだけど(笑)


今回、コメント欄は設けない。カメラのことで意見交換なんて仕事だけでたくさん!

月カメの12月号を買って読んでちょーだい(笑)

僕のブログは、自分がなにを食べたか、どこへ行ったかを書くのが基本っす。


あっ、気が付いたらいっぱい書いてる。

これじゃあ、原稿書けばよかったなぁー