松井証券、代表取締役の著![]()
- 好き嫌いで人事/松井 道夫
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90年代、オフライン証券からオンライン証券の移り変わりの時代、
取引が、電話が主流を納めるのか、インターネットが主流を納めるのか
全く先の読めない頃に、これからは電話ではなくインターネット取引が
波に乗る事を役員・社員に伝え続けたそうです。
その結果、大多数の役員や社員が「お先真っ暗ですね(嘲笑)」と言って
辞めていったと書かれています。
でも、現在、インターネットが普及し、オンライン証券取引は当たり前になっています。
ここで言っているのは、決断の本質は捨てる事で、加える事では決してない。
時代が変化する時は、過去に築き上げてきたもの・ノウハウを捨て、
未来が見えないものに対して、右か左かの決断をする事が大事との事。
「創造的破壊」という言葉が出てきています。
過去の蓄積を壊し、捨て、先達の努力を否定して新しい事への決断は、
継続する利益を失う痛みがわかるので、大変なエネルギーが必要との事。
恐らく、傾向を見ていると、当社というよりは業界全体がデジタル化されていく
と思います。
その過程において全てYESとはならないにしろ、方向性を感じて意識改革が
必要になる日も近いのかと思います。
いや~やっと読み終わりました![]()