松井証券、代表取締役の著本

好き嫌いで人事/松井 道夫
¥1,575
Amazon.co.jp

90年代、オフライン証券からオンライン証券の移り変わりの時代、


取引が、電話が主流を納めるのか、インターネットが主流を納めるのか


全く先の読めない頃に、これからは電話ではなくインターネット取引が


波に乗る事を役員・社員に伝え続けたそうです



その結果、大多数の役員や社員が「お先真っ暗ですね(嘲笑)」と言って


辞めていったと書かれています。



でも、現在、インターネットが普及し、オンライン証券取引は当たり前になっています。


ここで言っているのは、決断の本質は捨てる事で、加える事では決してない



時代が変化する時は、去に築き上げてきたもの・ノウハウを捨て、


未来が見えないものに対して、右か左かの決断をする事が大事との事。



「創造的破壊」という言葉が出てきています。



過去の蓄積を壊し、捨て、先達の努力を否定して新しい事への決断は、


継続する利益を失う痛みがわかるので、大変なエネルギーが必要との事。



恐らく、傾向を見ていると、当社というよりは業界全体がデジタル化されていく


と思います。


その過程において全てYESとはならないにしろ、方向性を感じて意識改革が


必要になる日も近いのかと思います。




いや~やっと読み終わりましたあせる