今夜はSKYのボードでした(なーに、ある会議です。笑)。
 その中で値入率という言葉が出てきました。隣に座っていた先生「値入率って何?」。
 この言葉、会計学の世界であまり使うことはありません。講義で取り上げることはありません(少なくても小生は)。
 「売価に占める利益の割合で、粗利率と同じ」と答えました。
 今日出た話では、「値入率18%です」といった場合、売価の18%が値入率ですということですので、たとえば、売価が1,000円だった場合、180円が利益分だということになります。見方を変えれば、この商品の原価率は1-18%=82%で、820円で仕入れているということになります。つまり1,000円(売上高)-820円(仕入原価)=180円(値入)ということです。
 こうやってみれば、売上高-売上原価=売上総利益(粗利)の計算と同じですよね。
 ただ、そう説明した後に、『ではなぜ、粗利率、あるいは利益率と言わずに値入率というのだろうか』と疑問になり、会議終了後ネット上を検索してみると、正確には同じではないようです。
 つまり、値入率は基本的には「販売前に」決めること、粗利率は「販売後に」計算されたもの、ということのようです。いわれてみれば、我々が講義で扱うデータは過去的データで、すでに売上高も売上原価も確定しているデータです。それを元に売上高に占める利益の割合を計算したものが粗利率というわけです。
 それに対して、商品を仕入れて、それにどの程度の利益を加算して販売しようかと「値決め」(販売価格の決定)の際に利用するのが値入率だそうです。たとえば、先の例では、820円で仕入れたものを値入率18%で販売したいとすれば、820/(1-18%)=1,000円となります。
 「値入(率)18%を見込んでいたけど、あまり売れないので売価を下げた結果、粗利(率)15%になっちゃった。」という関係ですよね。

 これまでもSKYのボードで値入率という言葉は聞いていましたし、粗利率と同じと思いながら話を聞いていましたが、改めて調べてみると面白い発見があるものです。
 さて、値入率18%の商品って、一体なんでしょう?(笑)