娘に貸していたデジカメ。
 旅先から「落としてしまった」とメール。じゅうたんの上に落としたとのこと。
 「叩けば写せるんだけど・・・」(苦笑)
 娘から返されたデジカメは、電源を入れると液晶が真っ暗。しかし本体を叩くと確かに液晶に被写体が映る。とはいえ、すぐに真っ暗になる。
 『レンズの当たり所が悪かったのかも』
 実は、このデジカメ、買ったときから少々不具合もあって(修理するほどのものではない)、あまり愛着を感じていなかった。しかし充電池以外にも単三電池で使用することもでき、少々長い旅(とくに海外)では、電池切れの心配なく使うことができて、それが決め手となって購入したものだった。
 修理に出して直らないことはないと思われたが、あれこれ調べてみると、修理代として10,000円から15,000円程度かかるらしい。
 もし15,000円もかかってしまうのなら新品を買った方がいい。
 
 カメラが娘から戻ってきた夜。
 修理に出す前にちょっと調べてみるかという気になった。
 これまでに2台のノートパソコンの解剖を実施している。(苦笑)
 同じデジタル機器だし、基板に触れなければ何とかなるかもしれない。もしレンズの一部がずれているようであれば、修理に出さなくても自分で直せるかもしれない。
 『やってみるか』

 充電池を取り外して、ネジを取り外す。
 そーっと前面と背面を外すと、ゴチャゴチャとした内部があらわになった。
 『こりゃ、すごいな』
 レンズ部を見ると、レンズは外側からしっかりと覆われていてとても手が出せる状態ではなかった。
 『やっぱり修理に出さなければダメだね、こりゃ』
 そう思って前面と背面カバーを元に戻そうとして組み合わせた途端、バシッ!
 「あちっ!」
 どうしたわけか、手元が狂い基板に触れてしまったらしい。
 火花が飛び指先にはしびれが・・・。
 
 こうして、デジカメは、あっという間におシャカになってしまった。あーあ。