いくつになってもセンチメンタル
追い越せない あの日の自分
鏡の奥に映っていたのは
忘れかけていた真っ赤なほっぺ
疲れを知らない 長い影
思い切り飛んだ 水溜り
たんぽぽ手にした帰り道
指きりげんまん また明日
たまにはよろしく センチメンタル
鏡の中 笑ってみせる
涙が少し滲んでいるのは
若くはないと分かっているから
もう会えないと知ってるから
優しくしないでセンチメンタル
振り返ると 我侭ばかり
記憶の隅に残っていたのは
走り書きしたあなたの名前
陰りを知らない横顔も
にきびを隠した前髪も
静かに見ていた銀の雨
触れ合う肩先 濡れていた
素直になれないセンチメンタル
梢の先 夕陽が落ちて
胸の奥が切なくなるのは
あなたをきっと愛していたから
まだ少しだけ想っているから
まだ少しだけ想っているから

